TBS「サンデーモーニング」のインスタグラム(sunday_m_tbs) - 3月19日 11時35分

首脳会談では友好ムードが強調されましたが、韓国国内では一方的に譲歩したとの不満がくすぶっています。
徴用工問題の当事者からは、｢韓国政府は日本の誠意ある呼応を期待したが受け取ったものは何もない」。
メディアでも｢日本の誠意ある呼応が出たとは言い難い｣といった報道が相次いでいます。

この｢誠意ある呼応｣とは、どういうことなのか。徴用工に対する賠償金を
｢韓国政府傘下の財団が支払う｣というのが今回の解決策ですが、韓国側では、裁判で賠償を命じられていた日本企業が、この財団に何らかの寄付をすることを期待していました。
しかし、今回、尹大統領はそうした要望には表立って、全く触れませんでした。

ＶＴＲにも登場した西野教授は、｢このままでは韓国国内の反発は収まらず、今回の解決策が世論に押し返される可能性がある｣として、｢ボールは日本側にある。次に岸田総理が韓国を訪問する際、歴史問題で日本側の建設的な努力を示すメッセージを発する必要がある｣と指摘します。

(「サンデーモーニング」2023年3月19日放送より）

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