住吉美紀のインスタグラム(miki_sumiyoshi) - 3月27日 07時16分

#佐賀県 主催『名護屋城大茶会』の古の茶席再現イベントに出演。鍋島直茂の正室・陽泰院の役で、生まれて初めての時代衣装。

#名護屋城 は16世紀末、朝鮮出兵の拠点として
全国の諸大名が集められ、7年間だけ
なんと、人口20万人を超える町となったそう。
そこでお茶やお能など多々の文化交流が。

秀吉が当時、城内に作ったという
「草庵茶室」がステージに再現され、
そこで実際にお茶を点てていただき、
お客様としていただく、というイベント。

衣装とカツラを着せていただくだけでも
着物好き、歌舞伎好きとしては興味津々。
着付けは #東京衣裳 さん、
カツラは #山田かつら さんという
大河ドラマなど時代劇などなどを手がける方々が
東京から来てらして、手際よく仕上げてくださった。
着物は打掛けまであるし、
カツラも重い帽子みたいで大変かと思ったら、
さすがプロ！
むしろ着心地が良く、脱ぎたくないと思うくらい、
楽で心地よかった。楽しい！

イベントは、知事初め、
唐津の峰市長はじめ、
佐賀新聞の中尾社長、
サガテレビの吉村社長、
VILLAGE INCの橋村社長、
CJPFの渡邉賢一さんなど、
錚々たるメンバーがみんな”仮装”していて
その点でも佐賀って面白すぎる、と感じた。
（無論イベントの内容は至って文化的、教育的で真面目）

私としては、大好きな茶の湯の世界を
時空を超えて体験し、想像し、ワクワクし、
そのことを肌で感じることができた、
それが何よりもうれしく、幸せな気持ちであった。

実は
お茶席の途中で結構な雨が降ってきて
お抹茶をいただく前に
なんと中断、中止になってしまった。
ちょっとがっかりしていたら、
「それも、忘れられないくらい強く残る、思い出のうちだよ」
とおっしゃった方がいて、
なんて素敵な考え方だろうと、またまたうれしくなった。
それこそお茶の心。
一期一会。

お抹茶は控室でいただき、
帰りに各所にあったお呈茶席でもお茶をいただき、
ゆっくり名護屋城博物館も拝見した。
結果的にはとても心贅沢な体験だった。

そして、
今回のお茶席のおかげでご一緒し、
出会うことのできた方々が沢山いたことの面白さを
茶会を振り返り思うのだった。
古の方々と、同じである。

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