下村一喜さんのインスタグラム写真 - (下村一喜Instagram)「#Ditavonteese  WIPE OFF MY LIPSTICK RED  because🔥  photography and artdirection  #kazuyoshishimomura  shoot in studio .LA AMERICA. for big campaign AD. @ditavonteese   (長文をお許し下さいませ)  『海外資本の撮影と日本での撮影は何が違いますか?』とよく聴かれることがあります。 答えは、全く同じです!と答えます。何故なら誠に同じだからなんですが、一つ大きな違いを言うと、アメリカやヨーロッパは写真家に対する扱いが日本とは全く違います。  例えば大変お世話になっています#BVLGARI 様の撮影でローマやミラノ、トリノ、ベローナやフィレンツェやヴェネツィアに向けて移動する際、僕の自宅から現地まで完璧なホスピタリティで護って下さいます。 到着した先のホテルには沢山の季節の花々が飾られて、そして、 万が一のロストバゲージの場合に備え#ブルガリ の化粧品やメンズ用の香水やサングラスや帽子、etc..がメッセージと共に飾られています。 彼らは最高のトリートメントをして下さいますが、僕が感じるのは『あぁ、絶対にミスも失敗も許されないだな』と言うような緊張が張り詰める瞬間の時間です。 『勿論#マエストロ に頼んだのだから傑作が出来るでしょ』と言う期待に対する緊張感です。 PRの方々により印刷された分厚いロケーションスカウティングの資料を眺めながら、、、、 (ロケーションと言っても10億や20億円のブルガリのハイジュエリーをローマの街中で着ける訳は無く、歴史ある貴族の邸宅の白い漆喰の壁の前で撮影をしたりします) そして、ここから社交が始まります。とても素敵なリストランテに僕専用のリムジンで向かい、仕立てたオートクチュールのスーツは窮屈で、要人の方々とのウィットに溢れた会話は 勿論、母国語ではありません。  イタリアは16世紀に#ルネサンス と云う文化をフランスやオーストリアより先に、産み出しています。それはそれは#芸術家 に対するリスペクトを持っていて、 #神の声を聴く尊い民 と信じて疑いません。#歌麿 や#北斎 に江戸人達が接した様に、エキセントリックで、たとえ性格や生活がデカダントに崩れていても、作品が優れていれば、かまわない。 写真家は現代の#油絵画家 のように扱われます。同じく僕が7年間住んだPARISでも。何もかも何でも許されました。  以上が、芸術家に対する僕がイタリアやNYや、フランスで体感した経験でした。  最後に‼️ 『自分自身を芸術家と言う人間に真の芸術家は居ない!』と云う拙い言葉を仰る方々に会ったことがある。  今から真理を言うから、 よく覚えておいて下さいね。  芸術家は、たった芸(ワザの)の術(すべ)を現すため生きている民で、認められれば バンバンザイ🫡🌹なだけで、 僕は商業写真家でアイデンティティが芸術家なだけです。芸術家は崇高でも何でも無いんですよ。芸の術を見て頂くだけ、、苦しくとも、その人生に命を掛けて『精進』出来るかどうか。  天才であるデザイナーのイヴ・サンローランが良い言葉を残しました。  『ファッションは芸術ですか?ファッションデザイナーは#芸術家 ですか?』  『ファッションは芸術では無く商業です。ただ、ファッションの表現に芸術家を必要とします。芸術家の生き血を吸い続けて進化する産業、商業です』  #下村一喜 #kazuyoshishimomura  #photographer #写真家」4月5日 0時09分 - kazuyoshi_shimomura

下村一喜のインスタグラム(kazuyoshi_shimomura) - 4月5日 00時09分


#Ditavonteese

WIPE OFF MY LIPSTICK RED
because🔥

photography and artdirection
#kazuyoshishimomura
shoot in studio .LA AMERICA.
for big campaign AD.
@ディタ・フォン・ティース

(長文をお許し下さいませ)

『海外資本の撮影と日本での撮影は何が違いますか?』とよく聴かれることがあります。
答えは、全く同じです!と答えます。何故なら誠に同じだからなんですが、一つ大きな違いを言うと、アメリカやヨーロッパは写真家に対する扱いが日本とは全く違います。

例えば大変お世話になっています#BVLGARI 様の撮影でローマやミラノ、トリノ、ベローナやフィレンツェやヴェネツィアに向けて移動する際、僕の自宅から現地まで完璧なホスピタリティで護って下さいます。
到着した先のホテルには沢山の季節の花々が飾られて、そして、
万が一のロストバゲージの場合に備え#ブルガリ の化粧品やメンズ用の香水やサングラスや帽子、etc..がメッセージと共に飾られています。
彼らは最高のトリートメントをして下さいますが、僕が感じるのは『あぁ、絶対にミスも失敗も許されないだな』と言うような緊張が張り詰める瞬間の時間です。
『勿論#マエストロ に頼んだのだから傑作が出来るでしょ』と言う期待に対する緊張感です。
PRの方々により印刷された分厚いロケーションスカウティングの資料を眺めながら、、、、
(ロケーションと言っても10億や20億円のブルガリのハイジュエリーをローマの街中で着ける訳は無く、歴史ある貴族の邸宅の白い漆喰の壁の前で撮影をしたりします)
そして、ここから社交が始まります。とても素敵なリストランテに僕専用のリムジンで向かい、仕立てたオートクチュールのスーツは窮屈で、要人の方々とのウィットに溢れた会話は
勿論、母国語ではありません。

イタリアは16世紀に#ルネサンス と云う文化をフランスやオーストリアより先に、産み出しています。それはそれは#芸術家 に対するリスペクトを持っていて、
#神の声を聴く尊い民 と信じて疑いません。#歌麿#北斎 に江戸人達が接した様に、エキセントリックで、たとえ性格や生活がデカダントに崩れていても、作品が優れていれば、かまわない。
写真家は現代の#油絵画家 のように扱われます。同じく僕が7年間住んだPARISでも。何もかも何でも許されました。

以上が、芸術家に対する僕がイタリアやNYや、フランスで体感した経験でした。

最後に‼️
『自分自身を芸術家と言う人間に真の芸術家は居ない!』と云う拙い言葉を仰る方々に会ったことがある。

今から真理を言うから、
よく覚えておいて下さいね。

芸術家は、たった芸(ワザの)の術(すべ)を現すため生きている民で、認められれば
バンバンザイ🫡🌹なだけで、
僕は商業写真家でアイデンティティが芸術家なだけです。芸術家は崇高でも何でも無いんですよ。芸の術を見て頂くだけ、、苦しくとも、その人生に命を掛けて『精進』出来るかどうか。

天才であるデザイナーのイヴ・サンローランが良い言葉を残しました。

『ファッションは芸術ですか?ファッションデザイナーは#芸術家 ですか?』

『ファッションは芸術では無く商業です。ただ、ファッションの表現に芸術家を必要とします。芸術家の生き血を吸い続けて進化する産業、商業です』

#下村一喜
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