田中知之さんのインスタグラム写真 - (田中知之Instagram)「今から30年以上前、京都のCLUB METROで、SOUND IMPOSSIBLEというDJチームを結成して『SOUND TRACKS ARE GO』という映画音楽だけをプレイするパーティを開催した。その後、パーティはレギュラー化したのだけれど、恐らく世界初のストリクトリーに映画音楽しかかからないDJパーティだったと思う。そう、DJの田中知之も、SOUND IMPOSSIBLEの音源制作部門としてスタートさせたFPM（Fantastic Plastic Machine）も、その底部を形成しているのは映画音楽なのだ。　今までFPMの音源は、『セックス・アンド・ザ・シティ』だったり『オースチン・パワーズ・デラックス』だったり、他にも色んな映画に使っていただいたし、ラーメンズや長塚圭史君のお芝居の音楽を担当したことはあったのだけど、今回、川上未映子さんの原案をアートディレクターの千原徹也君が監督した『アイスクリーム・フィーバー』の音楽を、私が担当させてもらうこととなり、昨日めでたくMＡ（映像とセリフ、音楽、効果音などを最終的にミックスし調整する作業）が終了した。挿入歌やエンディング曲など、一部僕が携わっていない楽曲もあるのだけれど、これだけたくさんの楽曲を作り下ろしたのは初めての経験だった。　これが初監督作となる千原君は僕と同じく京都出身で、僕の映画音楽DJパーティにも、若かりし頃に度々遊びに来てくれていたことを後から知って、何とも不思議なご縁を感じている（あ、ついでに言うと主演の吉岡里帆さんも京都のご出身）。　千原君と助監督のブンチン君の劇中の音楽の使い方やエディットは非常に斬新で、時に吉岡里帆さんの台詞とタメをはるくらいフィーチャーされていたりするのだ。　公開は7月。楽しみ。」4月7日 8時42分