青柳美扇さんのインスタグラム写真 - (青柳美扇Instagram)「令和5年5月14日世界遺産高野山総本山金剛峯寺　宗祖弘法大師御誕生1250年記念大法会にて作品奉納・奉納揮毫をさせていただきました。作品は法会期間中、金剛峯寺様にて展示いただきます。【作品について】「遍照」ーへんじょうーあまねく照らす。胎蔵界の中心の大日如来様から頂戴したお大師様（弘法大師空海）の象徴となるお名前「遍照」曼荼羅の象徴であり、森羅万象、そしてお参りいただいた皆さまがお大師様の遍く光に照らされるようにと祈りを込めて書かせていただきました。同日に奉納いたしましたNFT VR作品「般若心経」は、屏風作品「遍照」と連動しており、それぞれが輝き合いより強い光となり森羅万象のいのちの繋がりを表しています。私は小さい頃から祖母の影響で、大変ご縁の深かったお大師様のお誕生大法会で書かせていただけるというお話をいただいたとき、飛び上がるほど歓喜しました。書を勉強している身として、このような素晴らしい機会を頂戴できました事はこの上ない幸せです。これからもお大師様のご加護のもと書の勉強にいっそう精進いたします。最後になりましたが、素晴らしい奉納式をいただきました、高野山金剛峯寺様、お声掛け頂きました、神宮寺感應院様に心より御礼申し上げます。　【高野山でのこと】奉納前に高野山へ入らせていただき、宿坊にて2泊3日を過ごしました。阿字観や朝のお勤めを体験し、精進食をいただきました。聖域である奥之院では、朝のお勤めを拝見しました。聖域に入った瞬間に空気の変化を感じ、緊張感がありました。毎日2万歩近く歩き、様々な場所を巡りました。3日目には少し体の感覚が変わり、身が清められているように感じました。奉納が決まり、改めて本や映像で高野山について学んでいましたが、今回体験を通して勉強させていただきより理解が深まりました。今まで何度も高野山へお参りしていますが今回が1番密度の濃い時間となりました。ご縁に感謝申し上げます。　奉納式当日は、ご開帳されたお大師様の前で奉納させていただき、屏風の前に立った時には緊張していました。ただ、筆を持つと体がふっと軽くなり、無心に、そして自然に書くことができました。書き終わりにお大師様に向かい、頭を深く下げお礼を申し上げると自然と涙が溢れて、はじめての経験に自分でも大変に驚きました。これからもお大師様の書をしっかりと学ばせていただき、お大師様のご加護のもと書の勉強にいっそう精進いたします。 #高野山　#金剛峯寺 #koyasan #真言宗　#弘法大師　#お大師様 #遍照　#空海　#書道　#席上揮毫 #青柳美扇」5月14日 20時34分