代官山 蔦屋書店 DAIKANYAMA T-SITEのインスタグラム(daikanyama.tsutaya) - 5月21日 12時28分
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代官山 蔦屋書店 人文フロアでは、文学コンシェルジュ間室道子が一つのテーマにつき約40冊を選書するフェアを月替わりで開催中!その中今回は、特におすすめの書籍を2冊ずつ、合計4冊をアシスタントの藤田がご紹介させていただきます。
【文学コンシェルジュのオールタイム・ベスト〈2023年6月の巻〉】
代官山 蔦屋書店 文学コンシェルジュが新刊・既刊を問わず、面白い!と思って本を毎月紹介するコーナーです。何度もオススメしたいものもあります。47のラインナップをお楽しみください。
1.『猫を棄てる』村上春樹 文春文庫
村上さんが父親について語ったエッセイ。20年以上顔も合わせず、よほどのことがなければ口もきかなかったという親子が和解したのは、お父さんが90歳を超え、なくなる間際でした。父はどういう人物で、息子である自分はどう受け止めていたのか。猫についての記憶をはじめ、双方の孤独が静かに漂います。
2.『もし今夜ぼくが死んだら、』アリソン・ゲイリン 早川文庫
ミステリーにおけるもったいぶった「口つぐみ」ってイライラしちゃうんだけど男子高校生の交通事故死にかかわる本書の人物たちのどの秘密も「そりゃあ、黙っていたいだろう」とうなずける悲しみや驚きを秘めている。究極はティーンの兄ちゃん。17歳男子でこんな状況にあったら、言えない言えないもう言えない。最上級の切なさがここにはある。
【彩CORLORS】
鮮やかな色彩が街にあふれる初夏、「色がタイトルに小説」を集めました!さまざまなカラーは物語に元気や不穏さを予感させます。あなたはお気に入りの色を見つけてください!
1.『モンテロッソのピンクの壁』江國香織 集英社文庫
メス猫のハスカップはある日突然「モンテロッソへ行かなくちゃ」という思いに駆られます。飼い主に別れを告げ、夢に出てきた美しい壁を目指す彼女の行く手には・・・。「場所に呼ばれるような旅ってある!」と共感する人は多いはず。名うての女性作家による大胆でキュートな冒険譚を人気イラストレーターがカラフルに彩ります。文庫絵本ですが、手のひらサイズを超える大きな広がりが魅力的。
2.『黄金の丘で君と転げまわりたいのだ』三浦しをん 岡本元里恵 ポプラ文庫
作物は何が実っても「黄金」と表します。うんちくを捨てよ!残さず飲め!の、ワイン道。
店頭では、上記含めすべてのブックリスト&コメントを収めた冊子を無料でお配りしています。ご来店心よりお待ちしております。
開催期間
5/20~6/20前後
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2023/5/21