田村芽実さんのインスタグラム写真 - (田村芽実Instagram)「夜中と明け方のはざまにおきると無性に寂しくなってどうしようもないときあるけれど、おんなじ人はいますか?  古い家には雨の音が響き渡ります。  それにしても、手書きのお手紙はとてもすきです。 気持ちまで伝ってきます。  みんなからの手紙を読むと、その思いに触れるように手で撫でてみたりします。  嬉しくて涙が出る時もあります。  それは、綺麗な文字でも、殴り書かれた文字でも、どんなものであっても、心がうつされているから、私にとっては美しいお手紙です。  気がつくと涙が止まらなくなってしまうこともあります。  嬉しい気持ち、ありがとうの気持ち、心がいっぱいになって、溢れ出しちゃうのです。  せっかく書いてくれた字の上に涙がポタポタと落ちてしまうこともあります。  そうすると、息をするように、文章が浮き上がって滲んで、大丈夫だよと言ってくれるようで。心が繋がっているようで。  本当にありがとう。  私からもみんなへのお返事を書きたいし、書いてみたけれど、それは、押し入れの中。(いつしか公開できたら)  いまは作品や身体を通して表現のお手紙のお返事ができたら。  夜中のみずは美味しいです。  ごくごくごくと、飲んでしまい、喉をつたっておなかが冷たくなっていくことがわかります。  そうすると飲みすぎたことを少し後悔します。  たのしいことは見つけにいけるけれど、嬉しいことは天井から降ってくるような感覚がこどもの頃からあり、でも、上を見上げてばかりでも、嬉しいことは降って来ず。  楽しいことを一生懸命と、黙々と、丁寧に、首や肩が疲れていてもお花のお手入れをするように。  楽しいことを忘れて、疲れてあっつくてやめてしまいたくても、最後までお花を愛して、もうこれで、いいかしら、お花もいいと思ってくれるかしらというところで、立ち上がっておばあちゃんみたいに腰を伸ばして。  うちへ入り泥だらけの手を洗ってから飲むおみず一杯は、体が嬉しいと、体の中の、何千も何万もある、小さな赤ちゃんのポニョたちが喜んでいる気がします。  だいぶ外も明るくなってきました。  もうすぐ庭の紫陽花が、あともうちょっと、もう少しで咲きます。  紫陽花の花はすきです。  あれだけ奥ゆかしい色と形をしているのに、おみずが大好きで大好きで、素直に花を咲かせるのが、なんとも少女のようで胸がつんと痛むような嬉しさがあります。  朝を迎えることはくるべきいつかに、また新たに近づいたということだとすると、それは喜ばしいことでもあり、また、恐ろしいことでもある気がします。  それでも、わたしは、家族もお友だちも寝ているであろうから、自分の感情をただ吐露するしかないだけのこの時間が好きです。  いま、すきになりました。  さっきまではさみしかったはずなのに、これを書くことによって、嬉しいが天井から降ってきてくれました。  それでは、見たことのない宝石のようなまぼろしともとれるこの時間が、私だけのものに感じられる、朝になってしまわないこの瞬間に、つらつらと書くことを終わりにし、また少し眠りにつこうかと考えています。」5月23日 5時19分 - tamura_meimi

田村芽実のインスタグラム(tamura_meimi) - 5月23日 05時19分


夜中と明け方のはざまにおきると無性に寂しくなってどうしようもないときあるけれど、おんなじ人はいますか?

古い家には雨の音が響き渡ります。

それにしても、手書きのお手紙はとてもすきです。
気持ちまで伝ってきます。

みんなからの手紙を読むと、その思いに触れるように手で撫でてみたりします。

嬉しくて涙が出る時もあります。

それは、綺麗な文字でも、殴り書かれた文字でも、どんなものであっても、心がうつされているから、私にとっては美しいお手紙です。

気がつくと涙が止まらなくなってしまうこともあります。

嬉しい気持ち、ありがとうの気持ち、心がいっぱいになって、溢れ出しちゃうのです。

せっかく書いてくれた字の上に涙がポタポタと落ちてしまうこともあります。

そうすると、息をするように、文章が浮き上がって滲んで、大丈夫だよと言ってくれるようで。心が繋がっているようで。

本当にありがとう。

私からもみんなへのお返事を書きたいし、書いてみたけれど、それは、押し入れの中。(いつしか公開できたら)

いまは作品や身体を通して表現のお手紙のお返事ができたら。

夜中のみずは美味しいです。

ごくごくごくと、飲んでしまい、喉をつたっておなかが冷たくなっていくことがわかります。

そうすると飲みすぎたことを少し後悔します。

たのしいことは見つけにいけるけれど、嬉しいことは天井から降ってくるような感覚がこどもの頃からあり、でも、上を見上げてばかりでも、嬉しいことは降って来ず。

楽しいことを一生懸命と、黙々と、丁寧に、首や肩が疲れていてもお花のお手入れをするように。

楽しいことを忘れて、疲れてあっつくてやめてしまいたくても、最後までお花を愛して、もうこれで、いいかしら、お花もいいと思ってくれるかしらというところで、立ち上がっておばあちゃんみたいに腰を伸ばして。

うちへ入り泥だらけの手を洗ってから飲むおみず一杯は、体が嬉しいと、体の中の、何千も何万もある、小さな赤ちゃんのポニョたちが喜んでいる気がします。

だいぶ外も明るくなってきました。

もうすぐ庭の紫陽花が、あともうちょっと、もう少しで咲きます。

紫陽花の花はすきです。

あれだけ奥ゆかしい色と形をしているのに、おみずが大好きで大好きで、素直に花を咲かせるのが、なんとも少女のようで胸がつんと痛むような嬉しさがあります。

朝を迎えることはくるべきいつかに、また新たに近づいたということだとすると、それは喜ばしいことでもあり、また、恐ろしいことでもある気がします。

それでも、わたしは、家族もお友だちも寝ているであろうから、自分の感情をただ吐露するしかないだけのこの時間が好きです。

いま、すきになりました。

さっきまではさみしかったはずなのに、これを書くことによって、嬉しいが天井から降ってきてくれました。

それでは、見たことのない宝石のようなまぼろしともとれるこの時間が、私だけのものに感じられる、朝になってしまわないこの瞬間に、つらつらと書くことを終わりにし、また少し眠りにつこうかと考えています。


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2023/5/23

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