田中美里さんのインスタグラム写真 - (田中美里Instagram)「ここにきて一番寂しいのは。思い出せる出来事や話が減ってしまった事。もう離れ離れは14年も前です。どれだけ大切な人であっても、、どんな風に家にいたのかとか。忘れちゃうもんなんですよね😊 本当に日常的な事。些細な事。中学2年生の私にとっては、病室で横たわってる姿の方が鮮明に残っています。ソファにどうやって座って昼寝してたかなとか。ただいまって何回言えてたかなとか。怒られる時はなんて呼ばれてたかなとか。日々の生活で積み重ねていた当たり前が毎日毎日遠のいていくなぁと思います。そんな中で、「乾杯」「宴会」「ラグビー」という私と父親の共通言語は永遠に消える事がない自信がある。 …いや、どんな家庭やねん。笑ラグビー部の飲み会とか、試合とか、同期会とか。思春期の私にとっては、楽しかったと感じられない時もありましたけれど、、どれほど父親が大切にしてきた文化なのかってのは、私の学校行事に参加する、朝帰ってきたフラフラの父の姿を幾度となく見てきたので、死ぬほど知ってます。不思議。そういう姿はくっきりはっきり覚えてる😂😂 記憶の残り方ってだいぶ偏ってるな。笑そして私もそういう父親を、密かに面白く感じていた気がします😂 というか。両親が酔ってる姿を嫌がる友達もいたけど、うちは週末は基本2人ともそんな感じだったからな〜😂 通常運転でしたね。笑お昼休みのないお店を見つけては、昼と夜の2部構成。誘う友達を変えつつも、こちらはずっと飲み続けるスタイルの家族でしたね。笑そりゃこんな子が育つよ。笑フランス行きを一番喜んでるのは間違いなく父😂 そんな父から学んだラグビー憲章。もう一度思い返し、この5つのコアバリューを背負って冒険に出たいなと。今日改めて思いました。父の日。ずっと胸に。 ①品位　Integrity ②情熱　Passion ③結束　Solidarity ④規律　Discipline ⑤尊重　Respect 小さい頃から大人が集まるところに連れていかれては、食事のマナーや挨拶、言葉遣いには人一倍厳しかった父。何よりも、人徳があった父には、『品位』を大切にするよう言われてきた。やりたいことには思い切り、一生懸命、取り組むように。その先に待つ感動があるからです。学校の行事一つとっても、仲間と共に『情熱』を持って取り組む姿勢。父から教わりました。父は自分のお葬式に1300人以上連れてきました。（普通のラグビーやってたサラリーマンです笑）最後の最後まで沢山の人に愛される父だったし、亡くなった後、こうして色んな現場でご挨拶をすれば「秀樹さんには大変お世話になって…」と、どこに行っても度々言われるほどに、、周りの人を大切にしてきたであろう人間。（もう一度言いますが、普通のラグビーやってたサラリーマンです笑）『結束』は父の人生そのものであり、しっかりと受け継ぎたい部分です。決められたルールについては本当に細かかった。小さい子なら少しくらい許されてもいいことも、私はひとり父に呼び出されて怒られたいた。自分だけなんで？って、、受け入れられなかった幼少期でしたが、今になって分かる、愛ゆえの厳しさ。『規律』って、みんなが楽しく生きるために、大切な部分ですよね。どうして父が愛されていたか、それは人を大切にし、『尊重』する気持ちです。相手のいいところを見つけるのが本当に上手でした。私が小学生の頃、学校で悔しい気持ちを味わった時に「自分の気持ちのままに泣く前に、大切な友達を祝福しなさい。その子が思い切り喜べるように、今は涙を我慢しなさい。」と言われたのは、今でも忘れられません。 One for All All for One. 私はやはりこのスポーツが持つ人格そのものが好きです。 #足ピンッ」6月18日 22時08分