伊藤友季子さんのインスタグラム写真 - (伊藤友季子Instagram)「🇬🇧🇯🇵❤️ 　英国ロイヤル・バレエ団 Royal Celebration 2023.6.25 　 4年ぶりの来日公演♫ 題名の通り、祝福ムードに包まれて充実した素晴らしいプログラムでした！ロイヤルの人気ぶりと多くのバレエファンに愛されていることを改めて肌で感じました。　作品の感想や記録用メモ📝 ◾️”FOR FOUR” ウィールドン2006年振付作品。日本初演。当時、バレエ界のスターだったイーサン・スティーフェル、ヨハン・コボー、アンヘル・コレーラ、ニコライ・ツィスカリーゼの為に作られた作品。はじめの美しいシルエットから目を奪われる。ロイヤルのダンサーが見られる実感があまり湧いていなかったので、思わず「わぁ、本物だー」と興奮する。シューベルトの「死と乙女」の旋律にのせて 4人の男性がそれぞれの持ち味を生かして身体を自由自在に操って伸び伸びと生き生きと踊っていて、踊る喜びに満ち溢れていた。目と心の保養。多様で魅力的なダンサーが集まっているからこそ上演できる作品。刺繍のような装飾が施されたお衣裳も素敵。これを一番目の幕開け作品に選ぶのも新しい時代の流れを感じた。 ◾️「プリマ」昨年、世界初演されて気になっていたヴァレンティノ・ズケッティ振付作品。ファーストソリストとして活躍しながら、意欲的に創作活動もしているヴァレンティノは、ロイヤルに新しい風を吹き込んでいるように思う。贅沢に4人の女性プリンシパルをキャスティング。始めからぞくぞくするほどかっこよくて息をするのも忘れるくらい、魅入っていたらあっという間に終わってしまった。ダンサー目線でそれぞれのことをよく理解していて常に近い距離感で接しているからこそ、個々の特徴をより生かすことができて、彼自身もすごく多面的な表現が出来るダンサーだから、生まれる振付があるんだろうなと感じた。お衣裳がファッションショーに出てきそうなくらいお洒落で、鮮やかな色遣いに元気をもらった。何年ぶりかの扶生ちゃんの舞台姿、足先、手先の隅々まで身体のラインが溜息が出るほど美しく、魅力が爆発していた。長いドレスが似合っていて動く度にスカートの動きがかっこいい（踊るのは大変だっただろうなぁ）また扶生ちゃんの全幕も見たい！ ◾️「田園の出来事」お人形のお家のようなセットとお衣裳。アシュトンらしい、ロイヤルらしい演目。ラウラ・モレーラの引退前最後の踊り（ラストは姫路公演）が観られて感動。ロイヤルのバレエ学校時代、スクールパフォーマンスで「二羽の鳩」のジプシーを踊った時の衝撃が今でも残っている。バレエ団では数少ない生粋のロイヤルスタイルを体現できるダンサー。特にアシュトンとマクミラン作品でみせる表現力、演技力、上半身の使い方が素晴らしい。これからはコーチとして活動されると聞いて嬉しかった。ヴァディムやメガンなど、周りのキャストもはまり役で、田舎のゆったりとまったりと流れる空気感まで伝わってきた。初めて見たリアム、踊り心があって良いダンサーだなぁと思った。全員が役者でセリフが聞こえてきそうなくらい、演劇か映画を見ているようだった。 ◾️「ジュエルズ」より”ダイヤモンド” バランシン振付。幕が開く前から楽しみすぎてドキドキそわそわ。早い段階からオペラグラスのピントを念入りに確認していたらひとちゃんに突っ込まれる笑コールド付きのダイヤモンドはなかなか見られないので、貴重。日本人ダンサーが何人も出ていて嬉しかった。個々のレベルが高くて華やか。ただ茜ちゃんとスティーブンが登場した瞬間、さらに輝いて洗練されている二人の存在感に圧倒された。本物のダイヤより眩しくて、品があって、あまりの綺麗さに涙が溢れた。二人とも初役とは思えないくらい自分のものにしていた。音楽的で、隙のない丁寧で正確なテクニック、バレエに対するものすごい情熱と湧き出るエネルギーを感じて、胸が熱くなった。ふたりが一緒に踊る演目を何度か見てきたけど、このパートナーシップはやっぱり好きだなぁと感じた。　　ロミジュリは見られないので残念ですが、またロンドン行きも近いうちに計画したいなーと思ったのでした🇬🇧✈️ オペラハウスの劇場が恋しい。。しばらく余韻に浸りながらがんばれそうです💎💭 　遠い地まで来て素晴らしい舞台をありがとう🥹❤️ 行列に並んでゲットした日本ツアー記念Ｔシャツもお気に入り♡ 　　　　 #英国ロイヤルバレエ団 #日本ツアー #ロイヤルバレエ団 #theroyalballet #japantour2023」6月28日 9時07分