銀座 蔦屋書店さんのインスタグラム写真 - (銀座 蔦屋書店Instagram)「大野菜々子 作品展 作家より作品コメントが届きましたのでご紹介します。  「瓦礫の山」シリーズについて この絵はタイトルの通り、瓦礫をモチーフに描いた。歴史の中で、様々な理由で人々の暮らしは瓦礫と化し、その上に新たな暮らしを築いてきたのだろう。 (画像1,2枚目)  「雨と雲」春、夏、秋、冬について 四季の移ろいに生命や時間を重ね合わせるのは、日本の古典絵画にしばしば描かれている画題だ。私はそういった絵がとても好きだ。今、自分が感じている喜びも辛さも、一瞬のものであるということを示してくれるからだ。私はこの絵の中で、黒雲や雨、荒れる川をできるだけ美しく描きたいと思った。 (画像3,4枚目)  「土の中」シリーズについて 鯰絵というものがある。昔の人々は地震を、土中に大鯰がいて、それが暴れることによって起きている、というふうに捉え、それを絵の中で懲らしめる絵が流行っていた。地震のメカニズムを知らなかった人々は、地震になまずの姿を与えて理解しようとしていたのだ。そういった過去の人々の知恵や表現は今は忘れられかけているが、その考え方は人々の心を慰める、素敵な考え方だと思う。 (画像5,6枚目)  「夏の午後」シリーズについて この絵は、実際に河原を散歩して撮影した写真をもとに描いている。構図や雲、川の表現には日本の古典絵画を参考にしていると同時に、モチーフの構成はPhotoshopでレイヤーを重ねて行なっている。朗らかな散歩の楽しい記憶と、それが失われてしまうかもしれない不安と、デジタルでの画面処理と、絵の具の物質感、様々な矛盾を描いている。 (画像7,8枚目)  「山のかたち」シリーズについて 防災の冊子などに描かれる、活断層の断面図に興味を惹かれる。地中の活断層という、なかなか目にすることはできないものをわかりやすく図示するというのは、まさに絵だからこそできることだと思う。例えば曼荼羅なども、目には見えない思想を図示している。この絵も、本当はすぐそばにあるのに目に見えないものをものを描く試みなのだ。 (画像9,10枚目)  [アーティストプロフィール] 大野菜々子/OnoNanako アーティスト、美術家。 リサーチや取材をもとに、土地と人間の関わりについてインスタレーションや絵画作品を制作。日本美術、土俗文化、インターネット表象などを組み合わせ、現代的な表現を模索している。山形、東京、秋田で主に活動している。 2015年東北芸術工科大学美術科日本画コース卒業 2018年東北芸術工科大学大学院日本画領域修了    大野菜々子 作品展 会期 2023年6月10日(土)~7月7日(金) ※終了⽇は変更になる場合があります。 時間 10:30~21:00 ※最終日は17時閉場。 会場 銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前 主催 銀座 蔦屋書店 お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp  ▶詳細はこちら https://store.tsite.jp/ginza/event/art/34135-1035230610.html    #大野菜々子 #日本画 #現代美術 #現代アート #NanakoOno #contemporaryart #contemporaryartist #japanesepainting #当代艺术 #tokyo #tokyoart #tokyoartgallery #gsix #ginzasix #銀座 #蔦屋書店 #ginza #銀座蔦屋書店 #ginzatsutayabooks #tsutayabooks」6月28日 15時16分 - ginza_tsutayabooks

銀座 蔦屋書店のインスタグラム(ginza_tsutayabooks) - 6月28日 15時16分


大野菜々子 作品展
作家より作品コメントが届きましたのでご紹介します。

「瓦礫の山」シリーズについて
この絵はタイトルの通り、瓦礫をモチーフに描いた。歴史の中で、様々な理由で人々の暮らしは瓦礫と化し、その上に新たな暮らしを築いてきたのだろう。
(画像1,2枚目)

「雨と雲」春、夏、秋、冬について
四季の移ろいに生命や時間を重ね合わせるのは、日本の古典絵画にしばしば描かれている画題だ。私はそういった絵がとても好きだ。今、自分が感じている喜びも辛さも、一瞬のものであるということを示してくれるからだ。私はこの絵の中で、黒雲や雨、荒れる川をできるだけ美しく描きたいと思った。
(画像3,4枚目)

「土の中」シリーズについて
鯰絵というものがある。昔の人々は地震を、土中に大鯰がいて、それが暴れることによって起きている、というふうに捉え、それを絵の中で懲らしめる絵が流行っていた。地震のメカニズムを知らなかった人々は、地震になまずの姿を与えて理解しようとしていたのだ。そういった過去の人々の知恵や表現は今は忘れられかけているが、その考え方は人々の心を慰める、素敵な考え方だと思う。
(画像5,6枚目)

「夏の午後」シリーズについて
この絵は、実際に河原を散歩して撮影した写真をもとに描いている。構図や雲、川の表現には日本の古典絵画を参考にしていると同時に、モチーフの構成はPhotoshopでレイヤーを重ねて行なっている。朗らかな散歩の楽しい記憶と、それが失われてしまうかもしれない不安と、デジタルでの画面処理と、絵の具の物質感、様々な矛盾を描いている。
(画像7,8枚目)

「山のかたち」シリーズについて
防災の冊子などに描かれる、活断層の断面図に興味を惹かれる。地中の活断層という、なかなか目にすることはできないものをわかりやすく図示するというのは、まさに絵だからこそできることだと思う。例えば曼荼羅なども、目には見えない思想を図示している。この絵も、本当はすぐそばにあるのに目に見えないものをものを描く試みなのだ。
(画像9,10枚目)

[アーティストプロフィール]
大野菜々子/OnoNanako
アーティスト、美術家。
リサーチや取材をもとに、土地と人間の関わりについてインスタレーションや絵画作品を制作。日本美術、土俗文化、インターネット表象などを組み合わせ、現代的な表現を模索している。山形、東京、秋田で主に活動している。
2015年東北芸術工科大学美術科日本画コース卒業
2018年東北芸術工科大学大学院日本画領域修了


大野菜々子 作品展
会期 2023年6月10日(土)~7月7日(金)
※終了⽇は変更になる場合があります。
時間 10:30~21:00 ※最終日は17時閉場。
会場 銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前
主催 銀座 蔦屋書店
お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp

▶詳細はこちら
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/34135-1035230610.html


#大野菜々子 #日本画 #現代美術 #現代アート #NanakoOno #contemporaryart #contemporaryartist #japanesepainting #当代艺术 #tokyo #tokyoart #tokyoartgallery #gsix #ginzasix #銀座 #蔦屋書店 #ginza #銀座蔦屋書店 #ginzatsutayabooks #tsutayabooks


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2023/6/28

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