福田萌子のインスタグラム(moekofukuda) - 7月16日 19時24分

自分の意見を言う事が、他人をジャッジする事と同じになり、いつのまにかメディアに出る人達をジャッジする事が自然になってきているのを、ネット社会になってから強く感じています。
自分の意見を言う事は、他者への思いやりが必要です。
人はそれぞれ違う意見を持っているという大前提の理解があり、自分の意見を言う事で誰かを傷つけないかと、他人への配慮を考えているからこそ意見を述べられる。

どんな人も、みんな人の子であり、人間です。
人間には感情があります。
どんなに強くたって傷つかない人なんて存在しない。
言葉の暴力は目には見えないけど、心は血を流して苦しんでいます。怪我をして身体の一部が無くなったらもう元には戻らない様に、心も壊れたら完全に元に戻る事はありません。
便利になった世の中は、親指の操作ひとつで会った事のない人を簡単に壊す事ができる社会でもあります。私達は自分の影響力を自覚して、責任のある言葉を発さなければいけません。
言葉は凶器。もしかしたらひとつの発言は些細なことかもしれませんが、これが1日に何回も、そして何日も続けば、凄く鋭利な凶器になる。

人の心は、何があっても、絶対に壊してはいけない。
心が壊れる原因は必ずしもひとつではなく、感情もそれぞれだから他人には分かる事はないけれど、ただ、今の時代は簡単に人の人生を覗けて、誰でも簡単に影響力のある発信ができてしまうから、その原因のひとつにネットでのバッシングが含まれる事もあるのではないでしょうか。

私達は自分の人生の生き方を自分で決める自由があり、他人の人生の生き方をジャッジする権利はありません。
自分で決めた生き方は自分だけの正解。
その正解を他人に押し付けてはいけない。

この世界の多様性が本当の意味で広がり、もっと優しさと愛で溢れる世界になるように、私達ひとりひとりが思考を深め、行動していく必要があるのかなと思います。
この発言がどなたかの気持ちを害する事もあるのかもしれないと迷いながらですが、私が今行動にうつせることは、自分の考えをここに書き発言する事。考えが足りない事も沢山ありますが、ここからももっと思考を深めてその時々にできる行動にうつしていきます。

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