大儀見優季さんのインスタグラム写真 - (大儀見優季Instagram)「先日、36歳になりました。30代も折り返しです。気付いたらまだサッカーしてます。  サッカーが下手くそだった自分がここまで現役生活を続けられているのには、自分を突き動かす源となる感情があって、どうやったら上手くなれるかという「好奇心」と自分と自分を取り巻く環境に対する「怒り」の感情だということを最近感じています。  14歳と15歳で前十字靭帯を2回断裂してから身体が大きく変わりました。それ以前に持っていた身体のしなやかさが、中学生というかなり若い時期にリハビリの一環でやっていた筋力トレーニングによって失われました。スクワットとかベンチプレスとか馬鹿みたいにやってました。  その後復帰してからも技術的に伸び悩んだ時期が長く、駆け引きや個人戦術を極めていくことである程度の目標を達成しましたが、サッカー選手として自分の思う「上手い選手」になれていない自分がいたのでどこか満たされない自分もいたし、結果に対して自分の実力がついていっていない恥ずかしさもありました。  どうやったら上手くなれるか? この10年間は特にその自分との戦いでした。 そして多くのことを学びました。  技術を習得するにはまずその技術を発揮できる身体の構造を手に入れることがまず必要で、どんなにボールトレーニングを行ってもその技術は身につかないということです。  そしてその技術をゲームの中で適切に発揮するためには戦術理解が必要で、その思考なくして技術は技術と成さないということです。  そしてその技術をさらに世界の舞台で昇華させるには「怒り」の感情が必要だと私は感じています。振り返ってみると私のサッカー人生は怒ってばっかりでした。一時期この怒りが影を潜めていましたが、最近になってまた芽を出してきた感じがしています。  怒りの感情は莫大なエネルギーを生み出しますが、時に制御不可能になる場合もあります。 日本人は感情を出すのが苦手な人種だと言われています。それを美徳としない文化もあります。  感情がこもっているプレーに見えるかどうかは、自分がどう生きたいか、どういう自分でありたいかが深く関わっていると思います。だからこそ、もっと自分自身と向き合わないといけないと何かことあるごとに思うのです。忙しくすぎていく毎日に流されないように。  自分が自分であることを証明する方法がきっとサッカーしかないと思っている自分がいて、サッカーで人に認められたいと思う自分がまだ心の片隅にいたりします。誰かを納得させるためにやってるわけではないけれど、、、これが怒りの源になっているのかな。  とにかくそんな自分をこれからも表現していきたいと思います。」7月19日 9時17分 - yuki_nagasato

大儀見優季のインスタグラム(yuki_nagasato) - 7月19日 09時17分


先日、36歳になりました。30代も折り返しです。気付いたらまだサッカーしてます。

サッカーが下手くそだった自分がここまで現役生活を続けられているのには、自分を突き動かす源となる感情があって、どうやったら上手くなれるかという「好奇心」と自分と自分を取り巻く環境に対する「怒り」の感情だということを最近感じています。

14歳と15歳で前十字靭帯を2回断裂してから身体が大きく変わりました。それ以前に持っていた身体のしなやかさが、中学生というかなり若い時期にリハビリの一環でやっていた筋力トレーニングによって失われました。スクワットとかベンチプレスとか馬鹿みたいにやってました。

その後復帰してからも技術的に伸び悩んだ時期が長く、駆け引きや個人戦術を極めていくことである程度の目標を達成しましたが、サッカー選手として自分の思う「上手い選手」になれていない自分がいたのでどこか満たされない自分もいたし、結果に対して自分の実力がついていっていない恥ずかしさもありました。

どうやったら上手くなれるか?
この10年間は特にその自分との戦いでした。
そして多くのことを学びました。

技術を習得するにはまずその技術を発揮できる身体の構造を手に入れることがまず必要で、どんなにボールトレーニングを行ってもその技術は身につかないということです。

そしてその技術をゲームの中で適切に発揮するためには戦術理解が必要で、その思考なくして技術は技術と成さないということです。

そしてその技術をさらに世界の舞台で昇華させるには「怒り」の感情が必要だと私は感じています。振り返ってみると私のサッカー人生は怒ってばっかりでした。一時期この怒りが影を潜めていましたが、最近になってまた芽を出してきた感じがしています。

怒りの感情は莫大なエネルギーを生み出しますが、時に制御不可能になる場合もあります。
日本人は感情を出すのが苦手な人種だと言われています。それを美徳としない文化もあります。

感情がこもっているプレーに見えるかどうかは、自分がどう生きたいか、どういう自分でありたいかが深く関わっていると思います。だからこそ、もっと自分自身と向き合わないといけないと何かことあるごとに思うのです。忙しくすぎていく毎日に流されないように。

自分が自分であることを証明する方法がきっとサッカーしかないと思っている自分がいて、サッカーで人に認められたいと思う自分がまだ心の片隅にいたりします。誰かを納得させるためにやってるわけではないけれど、、、これが怒りの源になっているのかな。

とにかくそんな自分をこれからも表現していきたいと思います。


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2023/7/19

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