深町健二郎のインスタグラム(kenjirofukamachi) - 7月28日 07時10分

今回のロンドン旅の主な目的の一つ、PRS FoundationのCEO、Joe Franklandさんとミーティング。備忘録を兼ねここに一部記す。

PRS Foundationとは、著作権協会が母体となった新しい音楽や才能を開発支援するチャリティ財団で、その領域は音楽業界にも潜む社会課題へも向けられている。

ビジネス優先の考え方は当然音楽業界にもあるが、多様性に溢れる音楽の中には、爆発的に売れなくとも価値あるものや、マイノリティながら先取性のある才能が埋もれてしまうリスクも多く存在する。

そこをなるべく見落とさないよう、200名に及ぶ目利きならぬ耳利き達によって審査され、支援することで実際に相当数のアーティストがこれまでに売れたという。

また音楽業界もまだまだ男性中心であるため、Keychangeプログラムでは、女性とジェンダーを拡大させるために、キャリアの次の段階に進むために必要なスキルと機会を提供するなど、参考になる話がたくさん聞けた。

23年間に及ぶ活動で、既に80億円弱の支援が行われたとのこと。国や行政、もちろん民間からも当然サポートを得ているからこそ持続可能なレベルである。

規模こそ違えど、福岡でも独自に取り組めることを色々考えたくなるような刺激を大いにもらえた。

ニューカッスル出身のジョーさんと、アニマルズやプリファブ・スプラウト話などで盛り上がれる"音楽"という共通言語ってやっぱりいい。

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