大友花恋のインスタグラム(karen_otomo) - 7月29日 15時56分
すごすぎて、なんだか俯瞰で見てしまい、まさか私の人生にこんなことが起こるなんて…と他人事のように感動することが、ふいにあります。
今回の写真もその一つ。
又吉さんからサイン入りの本をいただきました…!
ありがとうございます。
「火花」のような小説も好きだけど「月と散文」のようなエッセイも好きです、へへへ、作品への愛の告白です。
#劇場
この物語を初めて読んだ10代の時、ページを捲るほどに、芯から苦しくなる感覚がありました。
登場人物たちと自分の、なんとなくモヤモヤするところを重ね合わせて、みんな、生きづらくて、愛おしいのだと思いました。
久しぶりに読み返してみて、苦しさの奥にある、斜めむきの希望の求め方が、少し理解できました。
理解できることに対して、どういう感情になったら良いかは、まだわかりません。
#東京百景
又吉さんの真面目で、魅力的なおかしさが、確固たる文体におさめられています。
東京の景色を切り取ったエッセイなので、その土地その土地で、又吉さんが芥川の余韻を探すように、私も又吉さんの余韻をその場所に見出します。
行ったことのある場所が登場すると、自分の場所ではないのに、得意な気分になります。
これを読むと、「劇場」で描かれる、主人公・永田の、血の通った苦悩の深みの理由が、少し見えます。
#マリコうまくいくよ
同じ職場の別の立場、3つの世代でいきる3人のマリコたち。
社会人ほやほやのマリコ。
中堅となった板ばさみのマリコ。
もはやベテランの域のマリコ。
みんな、腹のうちに、色々をしまい込んでいます。
私は年齢的にほやほやマリコに感情移入しつつも、10年芸能界にいるという、浅いのか深いのか分からない自負が板ばさみマリコにも共鳴しました。
ベテランマリコに憧れるけれど、ベテランマリコをみると、ベテランだからって、そう簡単に楽じゃないのね。
だったら、どんなマリコでも、つまり、どんな自分でも、いつでも楽しみたいです。
#神様
動物たちが登場する、短編集です。
動物が、当たり前のように歩いて話して、人間の社会で、人間をやっています。
あんまり当たり前なので、ファンタジーというジャンルの括りが、途中から溶けます。
どこか不思議でどこか優しい、良い世界です。
特に印象的なのは「離さない」、という人魚の話。
これは、ひとつ異様な光を持っています。
読書=目で言葉を追っている、はずなのに、あのシーンは音で自分に入ってきます。
皆さんも、体感してください。
#ハナコイ図書室
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2023/7/29