鎌田安里紗のインスタグラム(arisa_kamada) - 8月10日 01時16分


紡績、織り、染め、縫製、皮なめし、カゴ編み、たくさんの技術があるケニア。今は減ってきているとのことだけど、コットン農場もあれば、羊もいる、いろんなものづくりができる国。

大きな縫製工場の社長さんが、以前はファッションアパレルを縫っていたけれど、今は古着におされて国内にはあまり需要がなく、一部のアパレルアイテムを残して、メインはユニフォームの縫製に切り替えて生き残ってきた、と話してくれた。私たちが訪ねたときはグローバル企業のガソリンスタンドのユニフォームを縫っていた。他には軍の制服を縫っているということで、迷彩柄のバリエーションを見せてくれた。

家畜を飼って暮らす人も多いので、皮なめしの技術も各地であるらしい。私たちが訪ねた場所では、魚の皮のなめしを研究していた。食用のおおきな淡水魚の皮がこれまでは捨てられていたけれど、なめし技術を発展させて、サンダルやバッグやお財布、いろんなものを作れるようになってきているとのこと🪜

カゴはあちこちで売られていて、小さいもの、大きいもの、細長いもの、色もさまざま、見ていてわくわくする。

国内産業を守るために、古着の関税をあげるとか、輸入を禁止するという動きも時々生まれるらしいけれど、輸出国からの圧力や、ケニア国内の古着に関わる仕事をしている人々からの強い反対により(ケニア生産の服作りに関わる人より、古着産業に関わる人の方が圧倒的に多いそう)その方向には向かっていない。

古着を活かすことは大切だし、ケニアで古着産業がなくなってしまうことも問題だと思うけれど、届く古着の2,3割しか良いものがないんだという話を聞くと(いくつか前のポストに書いた)やっぱりそりゃないだろうと思ってしまう🪹


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2023/8/10

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