RISING SUN ROCK FESTIVALさんのインスタグラム写真 - (RISING SUN ROCK FESTIVALInstagram)「【RSR現地レポ by 「音楽と人」】＜THE STREET SLIDERS＞日が落ちたRED STAR FIELDに登場したのは、今年1月にデビュー40周年を迎え、22年ぶりに再集結を果たしたTHE STREET SLIDERS。今年、彼らが夏フェスに出演するのはライジングサンのみ、ということでRED STAR FIELDにはそのステージを目撃しようと、多くの観客が集まった。 HARRY (村越弘明・ボーカル＆ギター)、蘭丸（土屋公平・ギター）、JAMES（市川洋二・ベース）、ZUZU（鈴木将雄・ドラムス）がステージに登場し、紫色のスーツに身を包んだHARRYが手を挙げると、待ってました！とばかりに歓声があがる。そして「ハロー」という短い挨拶から「チャンドラー」でライヴがスタートした。「どうもこんばんは、ストリートスライダーズです」と再び簡潔に自己紹介を済ませると、ゆったりしたリズムの「BABY BLUE」へ。鷹揚なサウンドが石狩の雄大な空へと溶けて、観客も自由に身体を揺らして彼らの音を味わっている。紫やピンクや青のライティングが幻想的だった「Angel Duster」、哀愁漂う「すれちがい」を終え、5曲目の「のら犬にさえなれない」のイントロが始まるとワァ！と歓声があがる。向き合ってアイコンタクトを取りながらギターを奏で合うHARRYと蘭丸、そしてバンドの土台を支える安定したリズム隊。この4人だからこそ生まれるグルーヴにどうしたって胸が高まる。そのあとは怒涛のロックンロールライヴを展開。軽快でアグレッシヴな「So Heavy」ではHARRYと蘭丸がステージ前方まで出てきてギターで観客を煽っていく。続く「BACK TO BACK」では真っ赤なステージ照明とギターリフに目と耳を掴まれ、サビでは観客から〈Back To Back〉の声があがった。そしてラストは「TOKYO JUNK」をアグレッシヴにプレイし、スライダーズのライジングサンは幕を閉じた。「オーイエー！　サンキュー！」と客席に向かって感謝を伝えるHARRY。他のメンバーもRED STAR FIELDに集まってくれたファンたちへ手を振る。そんな彼らの姿に観客からはアンコール！の声が鳴り止まなかったが、4人は笑顔でステージをあとにした。 ©️RISING SUN ROCK FESTIVAL　撮影：三浦麻旅子 #RSR23 #TheStreetSliders」8月11日 23時25分