RISING SUN ROCK FESTIVALのインスタグラム(rsrfes) - 8月13日 01時50分


【RSR現地レポ by「音楽と人」】
〈MISIA〉

すっかり日も落ちたSUN STAGEには多くの人が集結していた。待ち構えるは10年ぶりの出演となるMISIAだ。ライジングサンの夜を告げる花火が空に咲いたあと、ヴィジョンにMISIAという文字が表示され大きな歓声が巻き起こる。

「陽の当たる場所」で幕を開けたステージ。「つつみ込むように...」では「みんなもっと盛り上がっていこー!」と観客を煽り、ホーン隊がクラップを誘い出す。そして圧倒的な声量と圧巻のロングトーンに観客も拍手喝采。問答無用でステージに釘付けにさせられる。「こんばんはー! 今日は最高の1日ですね。みんなでもっともっと盛り上がっていこう!」と笑顔で挨拶をすると、続く「MELODY」ではステージの両サイドまで移動し、手を振ったり、指をさしたりしながら、サンステージの奥のほうにいる人にまで歌を届けていく。そして、藤井風が提供した「Higher Love」のあと、「あなたにスマイル:)」では、観客に歌声を求め、レスポンスを確認すると親指を立てて満面の笑顔でグー!のポーズ。〈世界は今 希望を歌う あなたに smile〉というフレーズを、何度も何度も、穏やかかつ力強く唄い紡ぐMISIAの姿が印象的だった。

ステージにキーボードが運び込まれる中、事前に拍手の練習を……とまるで前説芸人のように観客を温めるMISIA。しっかり温まった中で迎えられたのは、本日のスペシャルゲスト、矢野顕子だ。もちろん、練習の何倍もの歓声がSUN STAGEにこだまする。そして「音楽はおくり物」で極上のハーモニーを響かせ合うMISIAと矢野顕子。その後、20年前に忌野清志郎と矢野顕子がライジングサンで唄っていて、自身も一緒に唄いたいと思っていたという「ひとつだけ」を披露。今日、三日月の下で開かれているライジングサンのパーティー。そんな中、アイコンタクトを取りながら歌で距離を縮め合う二人によって、ステージと観客の距離もグッと縮まっていく。最後は矢野顕子がMISIAに提供した「希望のうた」をセッションし、かたいハグを交わして、スペシャルなコラボは締めくくられた。

ステージに残ったMISIAは「アイノカタチ」で巨大な愛のかたまりをライジングサンに投げかける。そしてラストナンバーはサプライズゲストとして、ROCKON SOCIAL CLUBの面々を招いて、ラグビーW杯のテーマソングとして制作された「傷だらけの王者」を披露。情熱的でダイナミックなロックサウンドでサンステージをぶち上げ、ライジングサンの長い夜が幕を開けた。

#RSR23
#MISIA
@MISIA


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2023/8/13

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