長富彩さんのインスタグラム写真 - (長富彩Instagram)「昨日は、タカギクラヴィアでのコンサートにお越しくださいましてありがとうございました。やはりホロヴィッツが愛したCD75というピアノは勿論難しいのだけれど弾けば弾くほど楽しくてワクワクして、こんなふうに弾きたいあんな風に弾きたいとアイディアがたくさん出てきて、MCでもお話しましたがコントロール方法も何もかも違うピアノですから当然のように家で練習してきた弾き方では音楽にならず笑、何度も弾いたピアノですから想定して練習していきましたが、リハーサルで、『おー…やはり君はそうだったよね…』とリハーサル中にピアノと対話していました。最後には予定になかったラ・カンパネラを弾かせていただきました。皆様への感謝が1番ですが、私自身CD75で今カンパネラ弾いてみたい！と思ってしまったんです。やってよかった。幸せでした。現代を生きるピアノも素晴らしい。けれど、ピアノの黄金時代を知るそれがどれだけ必要なことか、その経験をさせてもらえている私はどれだけ恵まれているか。デビュー当時からお世話になっているタカギクラヴィアの皆さま本当にありがとうございます。高木社長にも1年ぶりくらいに会えた気がします。嬉しかった。ピアノのことはもちろんですが、ピアニストとして、生き方として時には厳しく、温かく見守ってくださります。さて、もう一つ　お伝えしようか迷いましたがやはりお客様にご心配をおかけしていますので手について説明させてください。高松亜衣ちゃんのyoutubeでも昨日のコンサートでもサポーターを左手にはめて演奏しています。今故障しているわけではありません。手が小さいこともあり激しいオクターブの連続等をきっかけに痛めてしまうことがあります。親指のCM関節症ではないかということです。(腱鞘炎とはちがうみたい) 痛くなっても弾くことに支障はないと言われています(物理的に動かしにくくなるとかはない)が、痛めると左手肩まで全てひどく痛くなり夜も眠れません。そしてやはり練習しても痛いです。そこで尊敬するピアニストの方にお話を伺い、予防的にサポーターをつけて練習してみたら痛くならないのです。普段はそれでも本番中は外すのですが、(6月7月も実は痛かったですが、本番弾き切れば一旦休められたので気にせず酷使しました！)9月は本番続き、しかも12日に悪魔のオクターブリストのコンチェルトが待ち構えています！万全で臨むために、そしてその後も本番が続きますからおそらく12日もサポーターをつけて演奏します。そういった理由で予防でつけておりますので、どうかご安心頂けたらと思います。皆様のあたたかさに感謝します。」9月4日 9時45分