職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【世界遺産・富岡製糸場】関東は群馬県にある世界遺産、「富岡製糸場と絹産業遺産群」。東京からは高速に乗って2時間かからない距離にあります。甘味処やお土産屋さんが連なる細い路地の突き当たり、レトロな赤いポストが富岡製糸場の目印です。国宝および重要文化財に指定され、2014年に日本の近代産業遺産では初めて世界文化遺産に登録されました。 1872年（明治5年）、フランスの技術を導入し設立された、官営模範工場である富岡製糸場。新製糸場建設地に富岡が選ばれたのは、フランス人技術者による各候補地での調査の結果、富岡が日本の製糸業の中心になるにふさわしいと判断されたことからです。それは、養蚕が盛んで原料の繭を確保できること、広い敷地と反対の声がなかったこと、多量の水の確保ができること、動力源の石炭を現地調達でき、風景・環境ともに優れていることが挙げられており、製糸に最適な土地であったことがうかがえます。そしてフランスの製糸技術と地域の養蚕業の融合は、日本製生糸が世界に勢力を広げるきっかけを作りました。当時の労働環境にも注目してみました。盆暮れ以外は日の出から日没まで農作業が当たり前の時代に、昼休みや休憩時間が設けられ、食事も用意され、診療所があり、日曜日はお休み、等級に応じた月給制。富岡製糸場ではそういった西欧式のシステムがいち早く取り入れられ、その後の産業界の指針となりました。“工女”と呼ばれた若い女性たちは、プライドと意欲を持って作業されていたそうです。今では当たり前に思える労働環境も、そういった歴史の積み重ねでここまで整えられてきたのですね。今は役目を終え静かに存在していますが、繰糸所の終わりが見えないほどに先まで連なる自動繰糸機を目の当たりにしますと、機械が稼働していた全盛期の活気やエネルギーに満ち溢れた時代に思いを馳せることができました。皆さまも機会がございましたら、ぜひ体感していただきたい空間です。富岡製糸場 https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/ 参考資料 https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/guide/id=736 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2101S_R20C14A6000000/ https://www.jobu-kinunomichi.jp/special/tomioka.html https://biz-journal.jp/2014/06/post_5220.html @shokunincom #職人ドットコム #京都市 #上京区 #中京区 #西陣 #キッチン用品 #調理道具 #調理器具 #料理道具 #台所道具 #手仕事 #暮らしの道具 #暮らしを楽しむ #工芸品 #民芸 #民藝 #器のある暮らし #生活工芸 #富岡製糸場 #富岡 #富岡市 #富岡製糸場と絹産業遺産群 #製糸場 #世界遺産 #世界文化遺産 #日本の近代産業遺産 #近代産業遺産 #官営模範工場 #繰糸所 #自動繰糸機」9月9日 17時28分