干場義雅のインスタグラム(yoshimasa_hoshiba) - 9月20日 14時17分
20数年前、僕がまだ27歳ぐらいで『LEON』の編集者だった頃。赤峰さんの連載ページを担当していて初めて知ったのが、この手のスウェードのドライビングブルゾンでした。
「イタリアらしい優しいブラウンの色調と、シワを気にしなくていい柔らかいスウェードの素材感。そして季節変わりのカジュアルスタイルに何でも合ってしまう汎用性の高さから、普通のイタリアオヤジたちが必ず一着持っているのがこのスウェードのドライビングブルゾンで、何十年も前から愛用しているんだよね!」という内容だったような記憶があります。
イタリアやフランスで人気を博すボタン仕様のこのスウェードブルゾンは、アメリカ軍のミリタリージャケットA-1からの着想もあり、1920年代には車の開発時のテストドライブなどに使われていたとも言われているんです。
狭い空間でも、もたつきがないように裾、袖口ともにリブを使用していて、フラップポケットの脇にはハンドウォーマーにもなるサイドポケットが付いています。タイトなシルエット、やや前肩に振った袖付けなど、その名の通りドライブ時はもちろん、タイドアップしても着られる、非常に汎用性の高いアイテムなんですよね。
白髪もシワも出てきて、少し枯れて来ると、その渋みと合わさって、なんとも言えない雰囲気が出るこの手のスウェードのドライビングブルゾンはいろいろなブランドから出ているのですが……。たまたまお店で見つけて買い直したのが、このCINQUANTA(チンクアンタ)のブルゾン。
熟練の職人により丁寧に鞣された最高級のゴートスウェードは、滑らかな毛並みと光沢感が特徴で、とっても柔らかいんです。リブや裏地には厳選された素材を採用したり、上品なシェルボタンを使用するなど、随所に沢山のこだわりも……。
流行とは関係ない、これこそがリアルなイタリア男たちのマストアイテム、スウェードのドライビングブルゾン。ようやくいい年齢になって来たので、この秋口からヘヴィロテしていこうかなと。
写真のように、ブルーのシャンブレーシャツにデニムでドンズバなイタリア男風に着るもよし、中にVネックの白Tシャツ、色落ちしたブラックデニムで、昔のドルガバ風にお腹ぐらいまでボタンをはずしガバっと開けてSEXYに着るもよし。周りまわって、また新鮮に見えるアイテムなのであります。
ドライビングブルゾン14万9600円/CINQUANTA (MINIMAL WARDROBE https://minimalwardrobe.jp)
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2023/9/20