小山田大さんのインスタグラム写真 - (小山田大Instagram)「A miracle happened! Yesterday, I completed a project that I had been trying for two seasons. I'm very happy to have completed one of my goals for this year. It was named "Okuro". I think the grade is around V15.  奇跡が起きた。 前シーズンからトライを重ねていた岐阜の開拓エリアのプロジェクトを昨日登る事が出来た。  この課題は150度程に被った壁からリップを経て緩傾斜帯からマントルという構成で、発見時は非常に魅力的なラインながら緩傾斜帯にどうしても解決策を見出す事が出来ず、ランディングの悪さも相まって半ば夢のラインとして存在していた。  それでも何回か足を運びムーブを考えている内に何となく出来そうなムーブを思いついた。 とりあえずトライしてみようと丸二日かけてランディングを整備し、去年の5月からトライを開始した。  トライ初日にブランクに見えた箇所のムーブは解決し、意外に早く完成するかに見えたがそれからが長かった。 核心のムーブは簡潔に書くと、持てているのが信じられない程外傾したスローパーと、どう作用して効いてるのかが解らないトウフックから向きの悪い甘いエッジを取る、という感じ。 とにかく良く解らないムーブで、とりあえず出来る事は出来るのだが、どうして出来たのか、なぜ出来ないのかが解らない動きという感じだった。 出来た筈の動きが全く出来なくなっている日もあり、繋げ前の復習の段階でも毎回出来ず、核心の一手を再現するのに毎回時間が掛かるという日々が続いた。 とにかく再現性の低いムーブでストレスフルだった。 登れた日も体はフレッシュなのに核心のムーブがやはり出来ず、再現するのに数時間を要し今日はダメかなと半ば諦めていた。 それでもまぐれでも止まればとトライを続け、何回目かも解らない程トライした末についに核心の一手が止まり、そのまま登り切れた。  自分のコントロール外の要素があるムーブは難しいし、ずっとストレスを感じていた。 登れたのは嬉しかったが、この岩から解放された喜びの方が大きかった。 とても良い課題である事は確かなのだが。  課題名は「オクロウ」グレードはV15 五段+だと思う。  #クライミング#ボルダリング #イボルブ#イボルブジャパン #イボルブファクトリー #イボルブ試し履き会 #リソールイボルブ #ボルダリング男子 #ボルダリング女子 #ボルダリングキッズ #climbing#bouldering #evolv#evolv_japan #evolvfactory #evolv_resole #alwaysevolv #zenist #ゼニスト#」10月14日 23時11分 - dai_koyamada

小山田大のインスタグラム(dai_koyamada) - 10月14日 23時11分


A miracle happened!
Yesterday, I completed a project that I had been trying for two seasons.
I'm very happy to have completed one of my goals for this year.
It was named "Okuro". I think the grade is around V15.

奇跡が起きた。
前シーズンからトライを重ねていた岐阜の開拓エリアのプロジェクトを昨日登る事が出来た。

この課題は150度程に被った壁からリップを経て緩傾斜帯からマントルという構成で、発見時は非常に魅力的なラインながら緩傾斜帯にどうしても解決策を見出す事が出来ず、ランディングの悪さも相まって半ば夢のラインとして存在していた。

それでも何回か足を運びムーブを考えている内に何となく出来そうなムーブを思いついた。
とりあえずトライしてみようと丸二日かけてランディングを整備し、去年の5月からトライを開始した。

トライ初日にブランクに見えた箇所のムーブは解決し、意外に早く完成するかに見えたがそれからが長かった。
核心のムーブは簡潔に書くと、持てているのが信じられない程外傾したスローパーと、どう作用して効いてるのかが解らないトウフックから向きの悪い甘いエッジを取る、という感じ。
とにかく良く解らないムーブで、とりあえず出来る事は出来るのだが、どうして出来たのか、なぜ出来ないのかが解らない動きという感じだった。
出来た筈の動きが全く出来なくなっている日もあり、繋げ前の復習の段階でも毎回出来ず、核心の一手を再現するのに毎回時間が掛かるという日々が続いた。
とにかく再現性の低いムーブでストレスフルだった。
登れた日も体はフレッシュなのに核心のムーブがやはり出来ず、再現するのに数時間を要し今日はダメかなと半ば諦めていた。
それでもまぐれでも止まればとトライを続け、何回目かも解らない程トライした末についに核心の一手が止まり、そのまま登り切れた。

自分のコントロール外の要素があるムーブは難しいし、ずっとストレスを感じていた。
登れたのは嬉しかったが、この岩から解放された喜びの方が大きかった。
とても良い課題である事は確かなのだが。

課題名は「オクロウ」グレードはV15 五段+だと思う。

#クライミング#ボルダリング
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#イボルブ試し履き会
#リソールイボルブ
#ボルダリング男子
#ボルダリング女子
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2023/10/14

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