田舎暮らし応援県わかやまのインスタグラム(wakayama_life) - 10月18日 18時19分

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移住者miniインタビュー

2022年の夏、東京から地元の那智勝浦町へＵターン移住された島田麻衣さん。
2023年12月、和歌山県白浜町の志原海岸にオープンする「Sauna Aalto」の支配人に就任され、絵本作家としても活動されています。
「いつか地元に帰ってみんなの楽しみになる場所を作りたい」という想いを胸に移住された島田さんに、今回お話を伺いました。

もともと温泉が好きだった島田さん。東京に住んでいた頃は近くの銭湯へ通い、サウナで心身共に癒されていたそうです。どんどんその魅力に惹かれていき、テントサウナ（キャンプ場など好きな場所で自然や風景を楽しむことができる持ち運び可能なサウナ）を買って、長野のキャンプ場などにも行っていたんだとか。
そんな頃、東京に新しくオープンするサウナ施設で働くことに。
「そこで一通りサウナのことを学んでから地元に帰ろうと思ったんです。完全に今の仕事を辞めてサウナで働くか迷ったんですけど、もし合わなかった時に怖かったので。初めは両方で働こうと思いました。」

しばらくして地元にUターン移住し現在まで、地域の人に無料でテントサウナに入ってもらう“ふるまいサウナ”の活動と、絵本“もくもくサウナ”を出版するとともに、地元の保育園や図書館での読み聞かせボランティアを通してサウナの魅力を広げられています。
「地域の大人の方と出会うことがとても増えました。高校までは、出会うきっかけがなかったので、地元を出る前に知れたらいいなと思って。」
地元の中学校からお声がかかり、進路の授業で地元の魅力をお話されることも。
　
2023年の夏には、キャンプ場のオーナーさんとのご縁もあり、Sauna Aaltoの支配人に就任されました。
「和歌山は滝があって、川も海もあって、山も近くて水が豊富です。何気ない毎日がとてもきれいで、どこにいっても感動します。もっと県外の人にも地元の人にも和歌山のすばらしさに気づいてもらえるようなきっかけになれたらいいなと思っています。」

地元に帰ってきてから１年。これからも色々な形でサウナの魅力を伝えていきたいそう。
「和歌山は田舎で何もなくてつまらないじゃなくて、少しでも毎日の生活の中に楽しみがあるといいなと思っていて、私がサウナで楽しみを作れたらいいな。サウナはいつでも暖かく迎えてくれる。そんなサウナみたいな温かい人になりたいです。疲れているときも行けば元気になるという場所と、人でありたいと思います。」
そう語ってくれた島田さんは、もうすでにサウナのような温かい方でした。

「まだまだずっと魅力言えます！」と笑顔たっぷりにお応えいただいた素敵な島田さんをこれからも応援しています。

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