上原恵理さんのインスタグラム写真 - (上原恵理Instagram)「しばらくは永久保存版 鼻手術の#ダウンタイム 軽減に関して ①	手術前にできること ☆禁煙! これは絶対に頑張ってください。喫煙されている方は血流が悪いため、手術によって血行不良になります。血行が悪すぎれば鼻が壊死する可能性もありますが、そこまででなくとも血流が悪いと手術後の回復が遅くなります。 ☆皮脂分泌を抑える 後述のイソトレチノイン以外にもフラクショナルレーザー照射が提唱されてきています。  ②	手術中にできること ☆執刀医頑張る(笑) 出血をさせない、血流を保つ、正確な操作をする、皮膚を無理やり伸ばさなくても形が動かせるように処理することなど、手術中に無駄がないことは大切。 そのための器具や薬剤をバージョンアップしていたら手術中の出血を止めるという動作が必要なくなり、結果としてダウンタイムは大幅に軽減しました。執刀医の努力は大切です。  ③	手術後にできること ☆とにかく安静を保つ 手術後の状態が気になるのは全員共通。一日中スマホで顔を確認して、気になる部分を触って…その気持ちはわかりますが、病気になったら休むのと同じで手術後も休ませてあげることが大切。「時間薬」という言葉が我々の世界にはあります。触らず放置がとても正しい。  ☆各種内服薬での適宜補助 効果はありますが、自己判断で内服することは絶対にお勧めいたしません。いつから開始するのか、どの程度の期間内服するのか、内服量はどれくらいにするのかということは適正に行わなければ、薬の悪い面が出る可能性があるので注意してください。私もすべてを使用するわけではなく状態を見ながら判断しています ・#トラニラスト(リザベン)内服 肥厚性瘢痕の治療で頻用される薬剤。これは古典的な薬剤です。 ・#イソトレチノイン=ビタミンA(#ロアキュタン・アキュテイン・アクネトレント等)の内服 これは一般にはニキビ治療に用いられる薬剤です。しかし、日本では厚生労働省の承認が得られていないため保険は適応されません。イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があるのでニキビに効果的ですが、5年位前からヨーロッパを中心に皮脂分泌が多いと手術後の瘢痕形成が促進されるため、これを抑えるためにはイソトレチノインの内服が勧められるという理論が出てきております。最近は欧米では術後にビタミンAの内服は当たり前くらいの感覚になっているように思います。アジア圏ではまだあまり広まっていないようですが、皮脂分泌や瘢痕形成の問題は深刻なので、内服に適した人種であるといえます。 しかし、妊娠している女性は内服できない(流産・催奇形性のリスク)と鬱傾向になるという副作用が起こりえます。また、全員に全身の皮膚の乾燥が起こりますので保湿ケアが大拙です。 ・#トラネキサム酸 の内服 またかと思われますが、トラネキサム酸の止血作用と抗炎症作用はばかになりません。  ☆圧迫や固定 形成外科医は皆さんが思うよりずーーーーーーっと原始的と思われる圧迫や固定を重要と考えています。 ただし注意していただきたいことは、見よう見まねでテープを張ったりしないでください。 なんのテープを貼るか、どのくらいの強さで貼るか、どこに貼るか(1㎜単位でずれたくないときすらあります)こだわって貼っている場合があります。そんなとき、患者さんが様々な理由で自己判断ではがす・貼る・貼りなおすということをされると内心あちゃーと感じています。圧迫や固定は適宜必要、でも自己判断ではやらないでください。またテープ保護は一度貼ったら毎日貼りかえるものではないです。毎日貼りかえる刺激で良からぬことが起こりえますので、傷に対する絆創膏とはゆめゆめ同じに考えないでください。  ☆#ステロイド(#ケナコルト)注射 こちらは瘢痕抑制に大きな効果があります。私の場合は手術中にも独特の使用をしますが、手術後瘢痕で形が持ったりしてしまったときに注射をすると効果的です。ただし、創傷治癒を遅くする効果があるので、術後早期には使用しませんし、使用頻度を間違えると皮膚の菲薄化や色素沈着を起こすので注意です。  ☆#フラクショナルレーザー 照射 昨年くらいからトルコの鼻ドクターたちの中で積極的に行われているようです。フラクショナルレーザーで皮脂腺を破壊して皮脂分泌を抑制するという理論のようですが、これは私もまだ挑戦していません(特に理由はなく、多忙でキャッチアップしきれていない)  #鼻整形 #鼻ヒアルロン酸 #美容医療 #theone #プロテーゼ #theone #鼻中隔延長 #肋軟骨 #美容整形 #美容医療 #PRF」11月16日 8時39分 - aesthetic_surgeon_dr.uehara

上原恵理のインスタグラム(aesthetic_surgeon_dr.uehara) - 11月16日 08時39分


しばらくは永久保存版
鼻手術の#ダウンタイム 軽減に関して
① 手術前にできること
☆禁煙!
これは絶対に頑張ってください。喫煙されている方は血流が悪いため、手術によって血行不良になります。血行が悪すぎれば鼻が壊死する可能性もありますが、そこまででなくとも血流が悪いと手術後の回復が遅くなります。
☆皮脂分泌を抑える
後述のイソトレチノイン以外にもフラクショナルレーザー照射が提唱されてきています。

② 手術中にできること
☆執刀医頑張る(笑)
出血をさせない、血流を保つ、正確な操作をする、皮膚を無理やり伸ばさなくても形が動かせるように処理することなど、手術中に無駄がないことは大切。
そのための器具や薬剤をバージョンアップしていたら手術中の出血を止めるという動作が必要なくなり、結果としてダウンタイムは大幅に軽減しました。執刀医の努力は大切です。

③ 手術後にできること
☆とにかく安静を保つ
手術後の状態が気になるのは全員共通。一日中スマホで顔を確認して、気になる部分を触って…その気持ちはわかりますが、病気になったら休むのと同じで手術後も休ませてあげることが大切。「時間薬」という言葉が我々の世界にはあります。触らず放置がとても正しい。

☆各種内服薬での適宜補助
効果はありますが、自己判断で内服することは絶対にお勧めいたしません。いつから開始するのか、どの程度の期間内服するのか、内服量はどれくらいにするのかということは適正に行わなければ、薬の悪い面が出る可能性があるので注意してください。私もすべてを使用するわけではなく状態を見ながら判断しています
#トラニラスト(リザベン)内服
肥厚性瘢痕の治療で頻用される薬剤。これは古典的な薬剤です。
#イソトレチノイン=ビタミンA(#ロアキュタン・アキュテイン・アクネトレント等)の内服
これは一般にはニキビ治療に用いられる薬剤です。しかし、日本では厚生労働省の承認が得られていないため保険は適応されません。イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があるのでニキビに効果的ですが、5年位前からヨーロッパを中心に皮脂分泌が多いと手術後の瘢痕形成が促進されるため、これを抑えるためにはイソトレチノインの内服が勧められるという理論が出てきております。最近は欧米では術後にビタミンAの内服は当たり前くらいの感覚になっているように思います。アジア圏ではまだあまり広まっていないようですが、皮脂分泌や瘢痕形成の問題は深刻なので、内服に適した人種であるといえます。
しかし、妊娠している女性は内服できない(流産・催奇形性のリスク)と鬱傾向になるという副作用が起こりえます。また、全員に全身の皮膚の乾燥が起こりますので保湿ケアが大拙です。
#トラネキサム酸 の内服
またかと思われますが、トラネキサム酸の止血作用と抗炎症作用はばかになりません。

☆圧迫や固定
形成外科医は皆さんが思うよりずーーーーーーっと原始的と思われる圧迫や固定を重要と考えています。
ただし注意していただきたいことは、見よう見まねでテープを張ったりしないでください。
なんのテープを貼るか、どのくらいの強さで貼るか、どこに貼るか(1㎜単位でずれたくないときすらあります)こだわって貼っている場合があります。そんなとき、患者さんが様々な理由で自己判断ではがす・貼る・貼りなおすということをされると内心あちゃーと感じています。圧迫や固定は適宜必要、でも自己判断ではやらないでください。またテープ保護は一度貼ったら毎日貼りかえるものではないです。毎日貼りかえる刺激で良からぬことが起こりえますので、傷に対する絆創膏とはゆめゆめ同じに考えないでください。

#ステロイド#ケナコルト)注射
こちらは瘢痕抑制に大きな効果があります。私の場合は手術中にも独特の使用をしますが、手術後瘢痕で形が持ったりしてしまったときに注射をすると効果的です。ただし、創傷治癒を遅くする効果があるので、術後早期には使用しませんし、使用頻度を間違えると皮膚の菲薄化や色素沈着を起こすので注意です。

#フラクショナルレーザー 照射
昨年くらいからトルコの鼻ドクターたちの中で積極的に行われているようです。フラクショナルレーザーで皮脂腺を破壊して皮脂分泌を抑制するという理論のようですが、これは私もまだ挑戦していません(特に理由はなく、多忙でキャッチアップしきれていない)

#鼻整形
#鼻ヒアルロン酸
#美容医療
#theone
#プロテーゼ
#theone
#鼻中隔延長
#肋軟骨
#美容整形
#美容医療
#PRF


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

148

2

2023/11/16

上原恵理を見た方におすすめの有名人