職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【昆布】  11月に入り北海道では初雪が観測され、いよいよ寒さ厳しい冬がやってくるという実感が湧いてくる今日この頃ですが、これからの季節、おでんやお鍋などあったかい食べ物が食卓に並ぶ機会が増えますね。そして、そんなメニューに大活躍するのがうまみたっぷりの昆布です。小樽ショールームがある北海道は国内に出回っている昆布の約9割を担う一大産地です。北海道のほぼ全域で昆布が採れますが、採れる地域によって昆布の種類が違い、味や香り、色、厚みなどが違うことをご存じでしょうか?昆布をよく知ると、料理に合わせて種類を変えてみるということができるようになります。  主な昆布を紹介すると、「利尻昆布」は、北海道の北側に位置する利尻島・礼文島や稚内、オホーツク海沿岸地域で採れ、澄んでいて香りの良いだしが取れるため、京都の会席料理に使われます。硬めの昆布なので、昆布巻きなどにはあまり使われませんが、削って作られるおぼろ昆布やとろろ昆布として使われます。「羅臼昆布」は、道東の知床半島にある羅臼(らうす)沿岸で採れる昆布で、葉が大きく立派で、だしを取ると色が濃く出るのが特徴で、味も濃くおいしいだしが取れます。「だしの王様」ともいわれ、鍋料理や煮物などに最適です。「真昆布(まこんぶ)」は、函館などの北海道南部から青森県や岩手県、宮城県の沿岸で採れる昆布で、厚みのある昆布で、だしのほかにも、佃煮や塩昆布にも使われています。「日高昆布」は、北海道南部の日高地方で採れ、煮ると柔らかくなることから、だし以外にも佃煮や昆布巻きに適しています。  また、昆布には栄養もたっぷり含まれていて、水溶性食物繊維である「フコイダン」や「アルギン酸」は糖質や脂質の吸収、コレステロール値の上昇を抑制してくれます。ほかにも、カルシウム、ナトリウム、カリウム、ヨウ素、鉄分など、体に嬉しいミネラルも豊富に含まれています。また、昆布の「うまみ」を食事に生かすことによって、塩分を減らすことができます。昆布を日々の食生活に取り入れることで、美容や健康に役立てることができます。  ただ、昆布はだしを取る以外に使い道がない…だしガラが出るのが嫌でパックや顆粒のだしを使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?せっかくうまみも栄養もたっぷりな昆布ですので、だしを取ったあとも最後まで食べ切りたいですよね。簡単な方法としては、だしを取ったあとの昆布は、千切りや、小さな四角に切って、その日のサラダや和え物と一緒に食べることです。一口大の大きさに切って野菜炒めなどの炒め物に加えるのも良いですね。だしを取ったあとなので、味の主張は控えめでいろいろなメニューに混ぜても大丈夫!昆布の風味とコリコリとした食感を手軽に味わうことができます。ほかにも、もう一度乾燥させてからフードプロセッサーなどで細かく挽くという手もあります。こうすると、ふりかけや調味料として使うことができるので、ご飯にかけたり、納豆に混ぜたり、和風パスタの仕上げにかけたりして昆布の風味を足すことができて、うまみがアップします。  今回、だしガラの昆布を使ったペペロンチーノのレシピがあったので作ってみました。味は普通のペペロンチーノで、ほのかに昆布の風味と昆布特有のとろみを感じ、パスタとは違うコリコリとした食感も感じられます。特にペペロンチーノには具材が入っていないので、その食感が心地よいです。千切りの昆布はパスタとよくなじむので、ほかのパスタ料理に加えても良さそうです。昆布を多めにして、パスタの量を減らすという方法もありかもしれません。すぐに使わない場合も、千切りにして保存袋に入れて冷凍しておくこともできるので、だしを取ったあとの昆布も上手く日常に取り入れたいですね。  小樽ショールーム https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html  参考資料 https://kombu.or.jp/ https://www.gyoren.or.jp/konbu/ https://www.gyoren.or.jp/cooking/recipe/738.html (参考レシピ)  @shokunincom  #職人ドットコム #京都市 #上京区 #中京区 #西陣 #キッチン用品 #調理道具 #調理器具 #料理道具 #台所道具 #日本の手仕事 #生活工芸 #昆布 #利尻昆布 #羅臼昆布 #真昆布 #日高昆布 #昆布の種類 #昆布の産地 #料理のアレンジ #フコイダン #アルギン酸 #だしの利用法 #昆布の活用 #昆布の栄養 #昆布の保存方法 #昆布料理 #昆布協会 #昆布レシピ」11月23日 12時26分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 11月23日 12時26分


【昆布】

11月に入り北海道では初雪が観測され、いよいよ寒さ厳しい冬がやってくるという実感が湧いてくる今日この頃ですが、これからの季節、おでんやお鍋などあったかい食べ物が食卓に並ぶ機会が増えますね。そして、そんなメニューに大活躍するのがうまみたっぷりの昆布です。小樽ショールームがある北海道は国内に出回っている昆布の約9割を担う一大産地です。北海道のほぼ全域で昆布が採れますが、採れる地域によって昆布の種類が違い、味や香り、色、厚みなどが違うことをご存じでしょうか?昆布をよく知ると、料理に合わせて種類を変えてみるということができるようになります。

主な昆布を紹介すると、「利尻昆布」は、北海道の北側に位置する利尻島・礼文島や稚内、オホーツク海沿岸地域で採れ、澄んでいて香りの良いだしが取れるため、京都の会席料理に使われます。硬めの昆布なので、昆布巻きなどにはあまり使われませんが、削って作られるおぼろ昆布やとろろ昆布として使われます。「羅臼昆布」は、道東の知床半島にある羅臼(らうす)沿岸で採れる昆布で、葉が大きく立派で、だしを取ると色が濃く出るのが特徴で、味も濃くおいしいだしが取れます。「だしの王様」ともいわれ、鍋料理や煮物などに最適です。「真昆布(まこんぶ)」は、函館などの北海道南部から青森県や岩手県、宮城県の沿岸で採れる昆布で、厚みのある昆布で、だしのほかにも、佃煮や塩昆布にも使われています。「日高昆布」は、北海道南部の日高地方で採れ、煮ると柔らかくなることから、だし以外にも佃煮や昆布巻きに適しています。

また、昆布には栄養もたっぷり含まれていて、水溶性食物繊維である「フコイダン」や「アルギン酸」は糖質や脂質の吸収、コレステロール値の上昇を抑制してくれます。ほかにも、カルシウム、ナトリウム、カリウム、ヨウ素、鉄分など、体に嬉しいミネラルも豊富に含まれています。また、昆布の「うまみ」を食事に生かすことによって、塩分を減らすことができます。昆布を日々の食生活に取り入れることで、美容や健康に役立てることができます。

ただ、昆布はだしを取る以外に使い道がない…だしガラが出るのが嫌でパックや顆粒のだしを使っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?せっかくうまみも栄養もたっぷりな昆布ですので、だしを取ったあとも最後まで食べ切りたいですよね。簡単な方法としては、だしを取ったあとの昆布は、千切りや、小さな四角に切って、その日のサラダや和え物と一緒に食べることです。一口大の大きさに切って野菜炒めなどの炒め物に加えるのも良いですね。だしを取ったあとなので、味の主張は控えめでいろいろなメニューに混ぜても大丈夫!昆布の風味とコリコリとした食感を手軽に味わうことができます。ほかにも、もう一度乾燥させてからフードプロセッサーなどで細かく挽くという手もあります。こうすると、ふりかけや調味料として使うことができるので、ご飯にかけたり、納豆に混ぜたり、和風パスタの仕上げにかけたりして昆布の風味を足すことができて、うまみがアップします。

今回、だしガラの昆布を使ったペペロンチーノのレシピがあったので作ってみました。味は普通のペペロンチーノで、ほのかに昆布の風味と昆布特有のとろみを感じ、パスタとは違うコリコリとした食感も感じられます。特にペペロンチーノには具材が入っていないので、その食感が心地よいです。千切りの昆布はパスタとよくなじむので、ほかのパスタ料理に加えても良さそうです。昆布を多めにして、パスタの量を減らすという方法もありかもしれません。すぐに使わない場合も、千切りにして保存袋に入れて冷凍しておくこともできるので、だしを取ったあとの昆布も上手く日常に取り入れたいですね。

小樽ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/otaru.html

参考資料
https://kombu.or.jp/
https://www.gyoren.or.jp/konbu/
https://www.gyoren.or.jp/cooking/recipe/738.html (参考レシピ)

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2023/11/23

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