ギラヴァンツ北九州のインスタグラム(giravanz_kitakyushu) - 12月5日 10時47分

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本日、2023シーズントップチームの解散式を行います。
2023シーズンのメンバーで集まる機会も本当に最後となります。

思い返せばJ３優勝、J２昇格を目標に始動した今年の１月。クラブ、チーム、サポーターのモチベーションや期待も非常に高く感じましたし、近くで見ていてもこのチームなら行けると感じるチームでした。キャンプでは雪や風が強く吹き、寒い中でも休まず行い、選手たちの中も深まり充実していました。
田坂監督、そして小林監督は北九州市という街についても語られていました。私たちチームが働く、サッカーをする理由はこの街のためにある。スポンサーやファン、サポーター、地域住民の方々など地域に還元することが我々プロであるものの役割と強く選手たちに指導されていました。クラブ・チームの人間として勤めるなかでとても大事な精神を植え付けていただきましたし再確認できたと思います。　

また練習では、田坂和昭監督が掲げられた「走姿顕心」という言葉の通り、選手たちはトレーニング中、必死に走り続けました。トレーニングが終わると倒れ込む選手もたくさんいました。見ていて頑張れという言葉が不意に出てしまうほど、厳しいトレーニングを過ごしていたと思います。それが我々にとって最善の結果としてついていくものと思っていました。
ただ現実は厳しく、うまくいかないことの方が多い一年でした。
試合でなかなか勝てない、勝ち点が積み重ねることができないという現実の中でもチームは次の試合に向けて練習をしなければなりません。ネガティブな意見や厳しい言葉をかけられても、次の試合があります。体力的にも精神的にも本当に苦しい時間を過ごしていたと思います。厳しいトレーニングを重ねていても勝てないのかと、もどかしい気持ちでいっぱいでした。試合後、ロッカールームなど、暗い表情や言葉を見ていました。本当に苦しいシーズンだったと思います。

そんな中でも練習場に多くのファンの方が毎週来てくださいました。ネガティブな言葉は一切なく、いつも応援し続けてくださいました。選手が初ゴールを決めた時や勝利した時、誕生日の時にはおめでとうと、勝てない時には次も応援していますというお声をかけてくださいました。選手たちがみなさんに会うと笑顔になってファンサービスを受けている様子を見ると日頃の悔しさや苦しさがなくなるほど嬉しい気持ちでいっぱいでした。ポジティブな声援の力を存分に感じた瞬間でした。

それは試合でも同様です。平均して3,857人ものサポーターの方々が応援に来てくださいました。J3、順位が低迷していても多くの方々に来ていただき、応援をしてくださいました。
ミクスタの雰囲気は本当に最高です。チーム、他のクラブの方々も口を揃えていいます。その雰囲気を醸成してくださっていることに本当に感謝しています。

今シーズンもご支援ご声援のほど本当にありがとうございました。
来シーズンもよろしくお願いいたします。

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