安田秀一さんのインスタグラム写真 - (安田秀一Instagram)「「自由と進歩」法政の学風。普通なら「自由」には「責任」とか「進歩」には「努力」とか「陰と陽」を持ってくるけど、法政は「陽と陽」。日本には珍しいくらいの明るくて前向きな精神だ。そんな学風のもと、僕個人としては最高の4年間をすごすことができた。ただこの「陽と陽」を、今の日本で貫き通すのは本当に難しい。今の日本は罰ばかり。気づけば日大フットボールもなくなった。より罪深き人々は自らの罪を償うことなく居直ることで勝つという硬直した社会、「陰」が強い世の中だ。だからこそ「陽」「明るさ」で突き抜けることに価値がある。圧倒的な劣勢の恐怖敗北に向かう屈辱的な時間の長さ… 観客やベンチの重苦しいムードをひっくり返すのは徹底した「陽」しかない。そんな学風に惹かれて集まっている集団なのだから、「陽のエネルギー」でしか活路は切り拓けない。だからこそ…当たり前だけど…次に活かして欲しい。振り返れば秋の早稲田戦でも同じ思いだったのではないか。敗北に向かう「陰のオーラ」を自ら受け入れてたのでないか。たった6試合しかない成長の機会。関西は厳しい試合を2試合乗り越えないとあの場には立てない。日大のいない今年、我々はもともと成長する機会、恐怖と不安に支配されるような場面乗り越えるという機会を失っていたわけだから…あの場で普段通りのプレイができるはずがないだろう。「負けに不思議の負けなし」敗北に向かう「陰のオーラ」を忘れないこと。「敗北は自らに原因がある」とは孫子の言葉。やり直しのきかない戦闘を勝ち抜き、現代社会にも大きな影響を与えるその兵法には「負け」を受け入れる場所などどこにもないのです。人生は選択の連続、今この瞬間からすべての選択を「陽」にするトレーニングをしみて下さい。自分の中の「前向きな勇気」を鍛えて続けて下さい。「自由と進歩」を貫き通し、明るく元気に前向きに勝ち続けること。そして、社会に明るいメッセージをとどけること。現役はもちろん、卒業してもなお我々はそんな「チーム」であろう。」12月18日 7時16分