モルのインスタグラム(m_scape) - 3月27日 21時01分
?✨?
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「きゃあっ」
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オフィスにかわいらしい悲鳴がひびいた。
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声のほうを振り向いてみると、1月から同じ部署で研修している新入社員のWさんだった。
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床に置いてあった段ボールにつまづいて転んでしまったみたい。
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目も口も大きくかわいいコで、さらにバイリンガルという期待の新人さんなのだが、見た目がちょっとギャルだったので、こわそうだなぁという印象を持っていた。
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彼女の歓迎会もボクは出張で参加してなく、仕事でも関わりがなかったため、3月の今日まで話したことはなかった。
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そんな彼女がつまづいて恥ずかしそうに顔を赤らめている姿を見た瞬間、
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(あれ、なんかかわいいかも)
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と思い、しばらくの間見とれていると、彼女と目があった。
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あちらもボクの視線に気づいたのか、やっちゃいました的な表情をうかべる。
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『はははwだいじょうぶ~?』とちょっと大げさに笑ってみせると彼女も笑顔を返す。
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(なんだ、誤解してたけどいいコそうだな♩)
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ちょっとだけコミュニケーションがとれたことに満足してモニタに視線を戻した。
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彼女は周りの席の人に一通り謝ったあと、ボクの席を通り過ぎるときにそっと顔を近づけ、周りに聞こえないような声で
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「もう、笑わないでくだいよ~ブ・ル・さん♡」
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一瞬、何の事だかわからずモニタを見つめたままフリーズするボク。
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すっと顔を離し何食わぬ顔で自席に戻った彼女からメッセが届く。
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「Aさんって○○さんのことですか?彼女にモルさんの性癖とかバラしたらどうなっちゃいますかね?」
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あれ?ヤバいかもこのコ...
これは早めに手を打たなくては。
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社内のカフェスペースだとまずいので近くのプロントにWさんを呼び出す。
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「あ〜、あたしカフェモカ飲みたい♩」
とおごられる気満々で財布も持たずにボクの後ろに並ぶ彼女。
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席についてどういうつもりか問いただすと、悪びれもせずに言った。
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「ん〜別にモルさんには興味ないです。でも○○さんに惚れられてる人があたしのこと好きになったらおもしろいですよね〜」
『たち悪っ!ま、好きにならないから安心して』
「別にほんとに好きにならなくてもいいんですよ。ただあたしとモルさんができてるって噂が流れるだけでも」
『そんな根も葉もない噂、だれが信じるっていうの?』
「2人がキスしてるとことか見せたら、○○さん、あたしたちのことどう思うでしょうね?( •ॢ◡-ॢ)-♡」
『だいじょうぶ。キミとキスとかしないかr......ん......』
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「いいの撮れたかな〜♩」
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なんの躊躇もなくボクに唇を押しあてながらしっかり自撮りまでしたWさん。
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「モルさんどうします〜この写真?」
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撮ったばかりのチューショットを見せつけるようにスマホをボクの前に差し出してくる。
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「Aさんにこれ送られたくなかったら、ゆーこと聞いてくださいね〜♡」
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っていう展開を妄想するくらいキスしたい気分ですが、あくまでシラフ&残業中ですヾ(*´▽`*)ノ
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#Wさんほんとはいいコですよ
#今日明日はサブウェイの日
#ローストビーフうまうま
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2014/3/27