蜷川実花のインスタグラム(ninagawamika) - 10月9日 16時57分
もう一回宣伝しちゃお。
働くママへ、とありますが本当はまだママにはなっていない人にも読んで欲しい。もちろん働いてないママも。
そして本当は男性にこそ読んでほしいな、こんな思いでみんな子育てしたり、働いたりしています。
長いけど、冒頭の挨拶文載せますね。読んでもらえたら嬉しいです
なんだか泣けてくるのだ。
今回インタビューした誰もが、働く事への罪悪感を多かれ少なかれ口にした。
私のまわりの第一線で働いている友人もみな同じ事を口にする。
それは私自身も、常にこころの奥底にある感情。
何故、働く事に罪悪感を持つのか?シングルマザーである私が働く理由は明確なのに、それでもその思いがよぎる瞬間がたくさんある。
「こんなに小さいのにもう保育園?」「やっぱりお母さんと一緒が一番だよね」「子育て以上に大切な事なんてないと思う」・・・・・・気がつけばそういった言葉に過剰に反応し、常に一緒にいてあげられない事を責めている自分に気づく。
そう、出来ることならいつでも一緒にいたい、でもやりたい事が、やらなきゃいけない事がある。その2つの思いに挟まれて、1日が24時間しかないという事を本当の意味で理解する。どう考えても時間が足りない。
母として、仕事もして、女性である事も楽しんで、素敵な奥さんであり・・・・・・。
それらをすべてとる事が無理なのは、もう充分知っている。
極限まで上げた日々の効率、パズルのようにはめ込んだタイムスケジュール。これ以上なにを諦めたら上手くまわるのかな?
そしてここまで書いてふと気づく、そっか両立が大変なんじゃなくて子育てが大変なんだ。
正直子育てにくらべたらどんな仕事も楽。
そりゃもちろん大変な事もたくさんあるけど、少なくとも今までの延長、自分の経験値が頼りになり、そしてその責任は自分だけで負える。
でも子育ては命を預かる、自分の行動が子どもにそのまま影響し、そして自分の今までの経験値がいっさい通用しない。
そしてさらに「こっちだってお母さん初めてなんだから!母乳以外はあんただって出来るでしょ?」「なんで私ばっかり・・・・・・私だって仕事してんですけど?」「ていうかなんで夜泣きで起きないの?気合足らないんじゃない?」「は?テレビ見る時間なんてあるんだ、へええええ・・・・・・」以下略、という例の旦那に対するイライラ問題が勃発するw
そしてこれ、何といっても自分が一緒にいたいんだ。
かわいすぎる我が子と、本当はずーーーっとずーーーーっと一緒にいたい。
働きたくないな・・・・・・そんな事がほんの一瞬でも頭をよぎるのに、自分が一番驚いた。
でも、それでもやはり強く思う。
私達は働くべきだ。
経済的な意味でも、様々な起こりうる選択肢のためにも、そしてもちろん自分のために。
子どもが笑うだけで泣けてくるくらい幸せな日々があるなんて、今まで私は知らなかった。
寝顔を見るだけですべての疲れがなくなるなんて、想像した事もなかった。
私を見つけて走ってくる姿がこんなにも愛おしいなんて、思い返すだけで胸が熱くなる。
毎日ギリギリでパンクして泣き、そのすぐ後に幸せすぎて泣き、ぐちゃぐちゃな日々だけど、君が生まれてきてくれて本当に嬉しい。
お母さんの働く背中を見て育ってね、大人になったら君と話したい事がいっぱいいっぱいあるよ。
さて、今日も頑張って働こう。
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2014/10/9