蓮沼千紘のインスタグラム(knitchihiro) - 8月23日 19時49分
不意に、25週間前の自分の言葉にたどり着く。思い出す。背筋が伸びる。
「ただ、そこに在る。」を超えて、
「百花」を超えて、次へ。
更新し続ける。
changeover.
四枚に重ねられたニットをハサミで切ることだけで変化させていった作品。
切ることでしかうまれない、
写真にしかとどめられない、
実物の残らない作品でした。
重く重ねられた冬は「いままで」も意味し、それらを切り捨て軽やかな春「新たなステージ」が表れること。
私にとってそれはフリーで活動した三年間の最後にやった初めての個展、
「ただ、そこに在る。」のこと。
そこへの思想や哲学、関係してくれたすべてのひとと作り上げることのできたものと。本当にいいものができて、好評もいただき。
メインの海のドレスはCHARAさんがライブ衣装として着てくれました。
年始の伊勢丹の作品も「ただ、そこに在る。」で展開、たくさんのかたが作品を買ってくださいました。
そこは積み上げてきた確かな場所。
よい結果による居心地のよさ。
でもいつまでもそこにはいられない。
季節は変わる、変えていく。
ちょうど卒業や入学の時期で重ねた日々も人間関係も新たなステージに行く。
そういった節目に変えられていくこと、そういった節目がなくても自分で変えていかないといけないこと。
このchangeover.は私自身の次への決意。
そして誰かへのエール。
私を変えること。
誰かを変えること。
変わっていくことを受け入れること。
たくさんの意味が込められた作品でした。
ひととの出会いが、私になかったものを与えてくれて新たな次元に押し上げ隆起させてくれる。
製作メンバーの一人一人が本当に代わりのいない存在でだからこそやれた、この作品でした。
AquviiTokyo ショーウィンドウ。
いつも変わらずあるその場で変わっていくもの。
すこしでも誰かに届いていたなら、
嬉しいことだと思います。
昨日までそこにあったものは
今日はもうそこにない。
いつまでも見れるものなんてないから、見れるものはみんな見ておきたい。そう思ってほしい。
過ぎ行くことを見過ごしたくない。
何かが発表されたときそれをリアルタイムでみられる奇跡についてよく考えます。
だから、見れなかったとき、がっかりしてしまう。
自分のことばっかりじゃなく多くを見ることも大事にしていきたいと思いました。
changeover.
始まったところ。
ありがとうございました。
#aneddy #knit #changeover
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2015/8/23