東紗友美のインスタグラム(higashisayumi) - 1月28日 13時18分
2016.2.12公開【スティーブジョブズ】
ジョブスが亡くなってからすぐ、2013年にもジョブスの伝記映画が撮られていますから、正直またかよ、と思っていたのですが・・・。
この来月公開するダニーボイル監督のスティーブジョブズ、いやぁ良かった!
主演、助演と賞レースにも入り込んできてる作品です。
この映画はまず、構成が圧倒的に他の伝記映画とは一線を画してるの。物語の土台は、ベストセラーとなったウォルター・アイザックソンのスティーブジョブズの本なんだけど、ソーシャルネットワークでアカデミー賞受賞経歴を持つ脚本家アーロン・ソーキンは、ジョブズの行うプレゼンにグッと注目したわけ。
本作は、彼が行った下記の3つの新作発表会のプレゼン。
1984年のMacintosh
1988年のNeXT Cube
1998年のiMac
しかも、プレゼンはそもそも有名なので、プレゼンそのものではなく、その舞台裏直前40分が描くことで、成立しているという新鮮な作りなんです。
決して、有名なプレゼンテーションのシーンではなくあくまでその舞台裏40分の3部構成。
この3部構成はいつか舞台化できそうな感じすらしますよね。
そして、私も時々人前に立たせていただく機会がありますが、その直前ってね、緊張してたり高揚してたり、どうしてもしてしまうから、逆に言うとその人の人間性が物凄く現れたりするんです。
わたしの場合、人にちゃんと気を使えなくなったり、少しわがままな気持ちになったり。
本番の前って、時に本番よりも、ものすごく人間性が暴発するの!
だからこそ、この緊迫した40分にフォーカスした造りは斬新であり、スティーブジョブズの人間性を浮き彫りにしていたと思う。
そして、もうひとつ!
本作が、こんなにも父と娘にフォーカスした物語だったとは!
娘の存在がこれまで見たこともなかったジョブスの人物像を浮かび上がらせているんです。
父娘モノに弱い私はラストシーンで涙ポロっと。
ラストに登場する父と娘の会話が、最高!
鑑賞した後、私自身もお父さんに電話して、お父さんは私のジョブズだよって伝えました。笑
いいね!こういう気持ちになれるの!
最後まで注目してみてね!
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2016/1/28