ハミルのインスタグラム(haruhamiru) - 6月26日 07時11分

RIP、ビル・カニンガムさん。。。 30代、毎シーズンコレクションに通ってた時期に会場に入ろうとする時に、何度か撮ってくださって、撮り終わって目が合うと淡々とされながらも小さくウインクしてくれた。

一度、パリコレ中、フセイン・チャラヤンのショー会場が、とても複雑で、自分の席を見つけられず、オペラのボックス席に出てしまい、ここでいいのか、オタオタしてたら、ショーがはじまりだし、ビルもそこに入ってきて、私が不安げにしてたら、大丈夫、ここに居なさい、、って言ってくださり、一緒にショーをみた。
ビルさんとは、何度も何年も遭遇しているのに、その時に初めてビルさんの声を聴いた気がした。優しく落ち着き切った声が私の不安を取り除いてくれた。

淡々として、優しく職人の様に撮っていく。
毎年会うのが楽しみで目が合うと覚えてるよ、、というかの様に口元を上に上げてくれたり、ウインクしてくれた。

その当時、コレクション通いだして、頑張っておしゃれして、どきどきしながら行ってた私みたいな者にも平等だった。常に青を着て、淡々としながらも優しく優しく佇んで、カメラを構える姿。大好きでした。

ご冥福をお祈り致します。

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