ぽんずのインスタグラム(ponzu1024) - 3月7日 12時09分

コテツの記憶11
連れて帰ります、そう伝えてからも1時間ほど待たされました。
コテツを受け取るときに獣医さんが、心臓に血栓が見られたので血栓を出来にくくするお薬を注射してくれたということと、栄養に点滴も打ってくれたことを教えてくれました。
もう一度超音波で詳しく見たところ血栓が見当たらなかったので、出来てはどこかに飛んでということが繰り返されてるかも知れない、今後大切な血管に詰まってしまい麻痺などが出るかも知れないということも。
診察代を支払い、コテツを抱えて家まで帰ります。帰り道、キャリーバッグの中のコテツをずっと撫でながらも、たまに呼吸の間隔があくと息が止まったんじゃないかと不安になり「コテツ」と呼んでは揺り動かし…何度繰り返したか。コテツが冷たくなって動かない…という妄想が張り付いて離れなくて、コテツにはきっと負担になってるはずなのに心配でやめられませんでした。
なんとか家に帰りつき、ぽんずに文句を言われながらもコテツ用にケージを用意します。でもあまりコテツにばかり構っていても、ぽんずがヤキモチを焼くし可哀想で…両方の世話をしながら、明日の名古屋行きの事をずっと考えていました。幸いにも昼過ぎに出ても間に合うので、とりあえず朝イチでコテツを最寄りの獣医さんへ連れて行って、そこで診察して貰って…救急病院は基本的に応急処置のためのもので、その後の治療方針などはかかりつけの獣医さんと相談して下さいとのことだったので、時間がかかるようなら預かって貰って。
自分でも信じられないことに、名古屋へは行く方向で考えが進んでいました。批判もあると思いますし、そんな状態のコテツを残して行くなんて、と思われると思います。もし自分がここを見てる立場だったらそう考えたと思います。でもずっと一緒に居たとしても、私にしてあげられることは何も無い。診察して貰ってたとしても、ただ待っているだけ。
万が一のことがあったら後悔するだろうとは思いながらも、この数時間であまりにも色々な事があり過ぎて自分自信も少し休息したかったんだと思います。
結局朝イチでかかりつけの獣医さんに連れて行くことを決め、間に合う時間の新幹線に待ち合わせしたいということをヒナに伝えて、眠りについたのが朝5時過ぎでした。
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