「i(アイ)」 西加奈子 &「わたしが子どもをもたない理由」下重暁子:読了。 「引き寄せの法則」なるものはやっぱりあるのだろうな、、、と何気に思っているのだけど(スピリチュアル系の人間ではありません)この読書体験もなんか正にそうで。 偶然に本棚に置いたものを順に読んだら、本質的に同じ所に言及する本だった。 共通項は「人間としての本質的な孤独について」。 どんなに愛する人が隣にいても、どんなに豊かな家族に囲まれていても、友達や心置きない人たちに囲まれていても、デフォルトで私達は基本的に一人ぼっちである、という事。 (これを読んだ私の近しい人。どうぞ薄情とかいわないで。ごめんね、私の真理です。) 「孤独である」と自覚する事は、若 い時は、(特に群れたいさかりのティーンエイジャーには)なんていうかその孤独は「人としての欠損」みたいな感じに思えちゃうから、すごく自分の中でも「直さなくては」もしくは「隠さなくては」なコンテンツになっちゃうと思う。 「当たり前にみんなと群れる」事に価値を見出しちゃいがちだけど ぶっちゃけその孤独感は永遠に直らないし、実はと言えば直さなくていいもの、であると思う。 (もし今ティーンで「なんか私ズレてる感」に苦しんでいるかもしれない誰かへ。 これはなんか成長痛みたいなもんだと思って!今はしんどいかもしれないけど、気がつけば大丈夫になるから!今はまだ半信半疑だと思うけれど 目上の人が言う「そういうのは時間が解決してくれ る」という当たり障りのないフレーズは結構しっかり本当※経験者談(笑)! ) *********************************************************** それぞれの本に関して: 「i」の場合は主人公ときたら年端も行かない頃から「このシチュエーションで育ててもらってすいません」的な呵責を覚えつつ「そんな呵責とか考えた自分がもう何かすいません」的な、いや「そんな『すいません』とか考えてた私の捻(ひね)くれた考えって、一体どうなんだろう」とか二重、三重の背徳感で物心ついた時から生きている。 この「すいません」を誰にも言えない主人公の孤独。 そんな主人公が自分が自分たるために、子供を産む事を望む。血縁を残す、つまり自分は一人ぼっちではない、という希望を 子供に託してて。 血を繋ぐことへのしんどいまでの希求がある。今ここにいる自分を認めるために。自分が自分たるために。 「わたしが子どもをもたない理由」に出てくる人たちは、相対して自身の選択の上で「子どもがいない人生」を選ぶ。 彼ら彼女らが選んだ人生は「自分のための人生を生きたい」という選択をした人たち。 自分が自分たるために、選んだ結果。 「自分が自分たるために」。 選ぶ人生の在り方。それは人それぞれで、そこに正解も間違いも、善いも悪いもない。 #stylefromtokyo #本とワインとシトウレイ #book #booklover #ポプラ社 #西加奈子 #i #かんき出版 #下重暁子 #わたしが子どもをもたない理由

reishitoさん(@reishito)が投稿した動画 -

シトウレイのインスタグラム(reishito) - 6月7日 01時32分


「i(アイ)」 西加奈子 &「わたしが子どもをもたない理由」下重暁子:読了。 「引き寄せの法則」なるものはやっぱりあるのだろうな、、、と何気に思っているのだけど(スピリチュアル系の人間ではありません)この読書体験もなんか正にそうで。
偶然に本棚に置いたものを順に読んだら、本質的に同じ所に言及する本だった。
共通項は「人間としての本質的な孤独について」。 どんなに愛する人が隣にいても、どんなに豊かな家族に囲まれていても、友達や心置きない人たちに囲まれていても、デフォルトで私達は基本的に一人ぼっちである、という事。
(これを読んだ私の近しい人。どうぞ薄情とかいわないで。ごめんね、私の真理です。) 「孤独である」と自覚する事は、若 い時は、(特に群れたいさかりのティーンエイジャーには)なんていうかその孤独は「人としての欠損」みたいな感じに思えちゃうから、すごく自分の中でも「直さなくては」もしくは「隠さなくては」なコンテンツになっちゃうと思う。
「当たり前にみんなと群れる」事に価値を見出しちゃいがちだけど
ぶっちゃけその孤独感は永遠に直らないし、実はと言えば直さなくていいもの、であると思う。
(もし今ティーンで「なんか私ズレてる感」に苦しんでいるかもしれない誰かへ。
これはなんか成長痛みたいなもんだと思って!今はしんどいかもしれないけど、気がつけば大丈夫になるから!今はまだ半信半疑だと思うけれど
目上の人が言う「そういうのは時間が解決してくれ る」という当たり障りのないフレーズは結構しっかり本当※経験者談(笑)! ) *********************************************************** それぞれの本に関して: 「i」の場合は主人公ときたら年端も行かない頃から「このシチュエーションで育ててもらってすいません」的な呵責を覚えつつ「そんな呵責とか考えた自分がもう何かすいません」的な、いや「そんな『すいません』とか考えてた私の捻(ひね)くれた考えって、一体どうなんだろう」とか二重、三重の背徳感で物心ついた時から生きている。
この「すいません」を誰にも言えない主人公の孤独。

そんな主人公が自分が自分たるために、子供を産む事を望む。血縁を残す、つまり自分は一人ぼっちではない、という希望を 子供に託してて。
血を繋ぐことへのしんどいまでの希求がある。今ここにいる自分を認めるために。自分が自分たるために。 「わたしが子どもをもたない理由」に出てくる人たちは、相対して自身の選択の上で「子どもがいない人生」を選ぶ。
彼ら彼女らが選んだ人生は「自分のための人生を生きたい」という選択をした人たち。
自分が自分たるために、選んだ結果。 「自分が自分たるために」。
選ぶ人生の在り方。それは人それぞれで、そこに正解も間違いも、善いも悪いもない。

#stylefromtokyo #本とワインとシトウレイ #book #booklover #ポプラ社 #西加奈子 #i #かんき出版 #下重暁子 #わたしが子どもをもたない理由


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

503

7

2017/6/7

さいとうなるのインスタグラム
さいとうなるさんがフォロー

シトウレイを見た方におすすめの有名人