先日のイベントのお仕事で イラクの女性のお話を伺う機会が ありました。 イラクの現状や そこで生きる人の生の声は めったに聞けないお話ばかりで とても印象深かったので 昨日、番組の17:04頃からの 「みどりよりどり」コーナーでも お話させて頂きましたが、 同じ内容をこちらにも お書きしたいと思います。 (長くなります) 彼女の名前はシェイマさん。38才。 イラクで唯一の 女性心臓エコー専門医です。 夫と3人のお子さんをイラクに残して 現在2か月間、名古屋の病院で研修を 受けています。 夢は、 母国に心臓のエコー検査室を作る事。 そんなシェイマさんが住んでいるのは イラク北部にあるモスルという都市。 人口200万人で名古屋と同じ位です ここ数年、イスラム教過激派組織 イスラム国「IS」の監視下に置かれ、 今年の1月まで拘束されていました。 まさにニュースの渦中の地に 暮らしています。 モスルの真ん中にチグリス川が流れ 川を挟んで東と西で状況が違うそうで 川の東側は爆撃で壊滅的被害を受け ライフラインも無い状態。 川の西側はシェイマさん達がいる所で ライフラインは大丈夫だけれど 大学や病院は壊されていて 安全な場所では勿論ない。 病院もほとんど爆撃を受けて無くなり 川の東側に2つのみだそうです。 名古屋位の規模の都市に病院2つ… という状況からも いかに医療体制がままならないか… という事が分かります。 今年の1月までISの監視下にあり その際は、学校の教科書が変えられ、 「どうやって人を殺すか」 「どうやって戦うか」が 載ったものになり、多くの親は 子供達を学校に行かせる事が 出来なかったそうです。 医療も教育も安全な暮らしも 今日本にいる私達にとって 当たり前に出来ていることが 現地では当たり前ではない。 そんな場所から何故逃げないの? その問いかけに、シェイマさんは こう答えました。 『私達がいなくなったら 誰が病気を治してあげられるの?』 『私達は逃げない。 何度壊されてもこの地に残って 再建する』 …この思いに胸が熱くなりました。 また、イラクでは日本のアニメを 幼い頃から見ていたり (キャプテン翼やちびまる子ちゃん) 今は壊されてしまったけれど かつてあった病院の幾つかは 日本が建てたもの だから現地の人々は、 とても日本の事が好きなんだそうです シェイマさんはこの2か月間の滞在中 広島に行きたいそうです。 広島のように ゼロから、マイナスから復興した街を この目で見たい…そう仰っていました。 これまでは、爆撃や兵士の映像など 断片的なニュースでイメージしていた イラクやISの話が とても現実味を帯びて 知る事が出来ました。 まずはこうして知ること 関心をもつ事が大切なのだと感じます。 そして私であれば 番組やブログを通して 皆さんにお伝えすること そしてそれを 聞いたり読んだりして下さった方が、 何か関心を持たれて調べたり 家族や周りの人と話したり… その全てが国際化なのかなと思います ここにいながらにしても 関心を持って繋がることこそが 国際化の小さな一歩かなと感じます #イラク#モスル #セイブイラクチルドレン名古屋

midorimarronさん(@midorimarron)が投稿した動画 -

丹野みどりのインスタグラム(midorimarron) - 10月25日 12時38分


先日のイベントのお仕事で
イラクの女性のお話を伺う機会が
ありました。

イラクの現状や
そこで生きる人の生の声は
めったに聞けないお話ばかりで
とても印象深かったので
昨日、番組の17:04頃からの
「みどりよりどり」コーナーでも
お話させて頂きましたが、
同じ内容をこちらにも
お書きしたいと思います。
(長くなります)

彼女の名前はシェイマさん。38才。
イラクで唯一の
女性心臓エコー専門医です。
夫と3人のお子さんをイラクに残して
現在2か月間、名古屋の病院で研修を
受けています。
夢は、
母国に心臓のエコー検査室を作る事。

そんなシェイマさんが住んでいるのは
イラク北部にあるモスルという都市。
人口200万人で名古屋と同じ位です

ここ数年、イスラム教過激派組織
イスラム国「IS」の監視下に置かれ、
今年の1月まで拘束されていました。
まさにニュースの渦中の地に
暮らしています。

モスルの真ん中にチグリス川が流れ
川を挟んで東と西で状況が違うそうで

川の東側は爆撃で壊滅的被害を受け
ライフラインも無い状態。
川の西側はシェイマさん達がいる所で
ライフラインは大丈夫だけれど
大学や病院は壊されていて
安全な場所では勿論ない。
病院もほとんど爆撃を受けて無くなり
川の東側に2つのみだそうです。
名古屋位の規模の都市に病院2つ…
という状況からも
いかに医療体制がままならないか…
という事が分かります。

今年の1月までISの監視下にあり
その際は、学校の教科書が変えられ、
「どうやって人を殺すか」
「どうやって戦うか」が
載ったものになり、多くの親は
子供達を学校に行かせる事が
出来なかったそうです。

医療も教育も安全な暮らしも
今日本にいる私達にとって
当たり前に出来ていることが
現地では当たり前ではない。

そんな場所から何故逃げないの?

その問いかけに、シェイマさんは
こう答えました。 『私達がいなくなったら 誰が病気を治してあげられるの?』 『私達は逃げない。 何度壊されてもこの地に残って 再建する』 …この思いに胸が熱くなりました。

また、イラクでは日本のアニメを
幼い頃から見ていたり
(キャプテン翼やちびまる子ちゃん)

今は壊されてしまったけれど
かつてあった病院の幾つかは
日本が建てたもの

だから現地の人々は、
とても日本の事が好きなんだそうです

シェイマさんはこの2か月間の滞在中
広島に行きたいそうです。

広島のように
ゼロから、マイナスから復興した街を
この目で見たい…そう仰っていました。

これまでは、爆撃や兵士の映像など
断片的なニュースでイメージしていた
イラクやISの話が
とても現実味を帯びて
知る事が出来ました。

まずはこうして知ること
関心をもつ事が大切なのだと感じます。

そして私であれば
番組やブログを通して
皆さんにお伝えすること

そしてそれを
聞いたり読んだりして下さった方が、
何か関心を持たれて調べたり
家族や周りの人と話したり…

その全てが国際化なのかなと思います
ここにいながらにしても
関心を持って繋がることこそが
国際化の小さな一歩かなと感じます

#イラク#モスル
#セイブイラクチルドレン名古屋


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2017/10/25

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