濱中鮎子のインスタグラム(ayukohamanaka) - 1月22日 10時22分

憂鬱な天気が月曜に当たる。

数年前の大雪の日は、たしかカタログの撮影で、全身濡れて震えながら何倍もの時間を要して帰った。

タクシーは捕まるはずもなく、吹雪く中、渋谷からのバスに1時間以上待って乗れたのだが、車内はいらつきのムードが充満していた。
私ももう半ベソレベル。

ぎゅうぎゅうびしょびしょのバス。
降車側のドア付近にたった私は、ドアが開くたびに外に出た。

荷物も多く、傘をさすのも大変だったので、諦めながら立っていたら、頭上が急に暗くなった。

私の頭の上に傘がさされていた。

一人の同年代の女性が、サッと私を傘にいれてくれたのだ。

こんな時に、人の状況を見て優しさを発揮できる人に、お礼すらすぐ口に出来なかった自分がはずかしくなった。

ずぶ濡れの体を湯船で温めながら、彼女の行動、いつか私も出来たらいいなと思った。

とても素敵な雪の日になった。

さて、今日もわたしは半ベソになるんだろうか。
誰かに傘をひろげるんだろうか。

#もう雪降ってる☃️
#今日は完全防寒

#写真はソールライター
#電車で座れた朝

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