今日は朝日新聞主催「築地本マルシェ」の講演でした。「読書はわれわれの何を作るか」というテーマだったのですが、こちらに1000人もの方々から応募があったそうで、びっくり！大新聞の告知力を思い知らされた日曜日なのだった… ・いろんな話をしましたが、読書に縁がある人とない人というのがいて、基本的にはどうしようもないし、読む人は読むし、読まない人は読まないのだと。・しかし、とはいえ、なぜかある段階で言語機能を発揮するようになっているわれわれ、本を読むと語彙と表現が増え、世界や感情や他人の理解が分節化され角度がつき、刷り込まれて疑う機会もなかったようなさまざまに対して仮説をたちあげることができるようになる。・物語批判の機能と必要性。・その例として、サザエさん、池澤夏樹さんによる「桃太郎批判」、牟田和恵さんによる「白雪姫批判」という表現&お仕事を紹介し、いよいよ「のぶみさん問題」に入ろうとしたときに時間切れ！? ・写真は我が家でずっと愛読している、岡田よしたかさんの面白すぎてヤバい絵本たち。現在はさらにふえて、すべてコンプリートしている我が家の鉄板ラインです?大大大大大ファン。・ちなみにうちは、本を読むとき、必ず作者の名前も読んで、これはこのかたが書いたお話やで、と伝えてます。つまり、フィクションなんですわ、ということ。最近はアンデルセン。ナルシシズムが鼻につくし原罪感も気になるけれど、雪の女王のカイがどうも好きみたい。このまえまでイソップやったんやけど、イソップの説教がわりに小さくまとまってて「あかんなこれ」とか言いあって終わった。 #岡田よしたか

kawakami_miekoさん(@kawakami_mieko)が投稿した動画 - 2018/02/18 20:35:27