豊永阿紀のインスタグラム(aki_t_official) - 3月3日 19時11分

残り一枚となった回数券を手に、最後のセーラーカラーをはためかせ、最後の登校を終えました。ここから先は、手紙のようなもの。お時間があったら、読んでください。
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2年の1学期末からアイドルになったわたしは、普通の女子高生と、アイドルと、ちょうど半分くらい。
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夏休み明けたらクラスメイトがアイドルなってたっていうのに、本当に普通に、いい意味で干渉しないで、ただ一人のクラスメイトとして接してくれた、大好きなクラスの子達。だけど、公演とかで早く学校を出るときは、いってらっしゃい！って見送ってくれました。
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このクラスじゃなかったら、朝10分のホームルームのために学校行ったりしなかったと思うし、ここまで学校が好きだとも言ってなかったと思います。最後に約束したこと、絶対に叶えるから、見ててね。
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活動に深く理解をしてくれて、ちゃんと両立ができるように、あと何日休んだら卒業できませんって言う日数を、こまめに計算してくれて、スケジュールを調整してくれた担任の先生と、マネージャーさん。本当に感謝しています。
担任の先生は、凛としていて、理想の女性像。褒めてくれるし怒ってくれるし、可愛くてかっこいい、素敵な人でした。マネージャーさんも、会うたびに学校の予定を聞いてくださって、本当に大変だったと思います。ありがとうございます。
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そしてなにより、日数不足で転校しないといけないかも、って言う話が出たときに、留年してでもちゃんと入ったところで卒業しなさい。と言ってくれた両親。修学旅行にも、可能な限り行きなさい。絶対に後悔するから。と言ってくれた両親。その価値観が、今のわたしを構築しているのだと思うと、とても誇らしく思います。
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アイドルは青春を犠牲にしてこそ輝く。そうかもしれない。でも、わたしはどうしても妥協したくなくて。一度の人生に後悔したくなくて。でも、たくさんの人のおかげで、後悔のない三年間を過ごすことができました。
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体育祭も球技大会も遠足も参加できなかったけど、修学旅行も文化祭も部活も、放課後のおでかけも、居残り勉強も、いつものおしゃべりも、喧嘩して少し気まずい朝も、食堂のご飯も、ちょっとだけ流行った自炊も、たっくさんの青春。
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なによりも、こうして「普通の学生であること」「アイドル以外の日常があること」を許してくれたファンのみなさん。本当にありがとうございます。今日は握手会もお休みして、やっと会えると楽しみにしていた方もきっといたのに、それでも楽しんでねと言ってくださるみなさんには本当に感謝しかありません。
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HKT48に入ってからはもちろん、入る前も含めて、たくさんの方に支えられた三年間でした。本当にありがとうございました。
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力を貸していただき、お世話になった全ての方に、恩返しができるように、一歩一歩進んでいきたいと思います。
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たんのしかった！！！！

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