草刈民代のインスタグラム(tamiyo_kusakari_official) - 4月26日 21時44分

#ラッカは静かに虐殺されている
これは映画のタイトルだけでなく、シリア内戦でイスラム国に制圧された街、ラッカの市民ジャーナリスト集団RBSSの名称でもある（Raqqa is Being Slaughtered Silently/ラッカは静かに虐殺されている）。
SNSを通じて、彼らがその惨状を国際社会に伝えることによって、シリアの悲惨な実態が明らかになった。
目を覆わなくてはいられないほどの、ISによる残忍な行為。シリアの人々はその恐怖と隣り合わせの生活を強いられている。
言葉にはできないほどの酷（むご）さだ。
そんな中で生きていかなければならない人々の生活は、想像してもしきれない。ISによる残虐な行為は画面にいくつか現れるが、無惨な行為によって殺されてしまった人々の最期の一瞬は、その都度目を覆ってしまった。怖くて、その恐怖に耐えることができなかった。
しかし、実際にそこで生きている人たちは、そこから逃れることはできないのだ。
どこで生活をしていても、結局人々は政治的圧力や権力に従わざるをえない。政府が決めたことには抗いようがない。政治によって、世の中の流れは作られてまうのだから。
だからこそ、一人ひとりが「何が真っ当なのか」、考える力をつけていかなければ、世の中はどんどん狂っていくのではないか？
強くそれを思った。
RBSSの方々はまだまだ活動を続けておられるはず。命を守り、信じる道を生き抜いて欲しいと願うばかりだ。
東京では現在公開中。
今後、各地で公開予定。
今日から6月25日まではオンデマンド配信される。アマゾンプライムでも観られます。
日本人ジャーナリスト、後藤健二さんも命を落とされた。
命がけで伝えようとしてきた人たちが、何を伝えようとしてきたか、そして、今、何を伝えているのか、きちんと知るべきなのだと強く思う。
ぜひ、観てください。
http://www.uplink.co.jp/raqqa/
#草刈民代#アップリンク

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