鈴木美穂のインスタグラム(mihosuzuki_hamamatsu) - 9月17日 23時21分
実は、樹木希林さんとお会いできる機会を自ら逃してしまったことがある。
お会いしてみたかったひとと、お会いできる機会もいただいたのにそれを掴みにいかなかったのはもちろん、そのままもう二度とお会いできないままになってしまったのは、初めてかもしれない。
すごく後悔している。
当時友人との別れの悲しみに打ちひしがれていた時で、お会いすれば好きになり、情が湧き、遠くない未来にまた深いお別れの悲しみを味わわなくてはならないかもしれないと思うと、どうしても行けなかった。
がんと向き合う方と知り合うだけ増えてしまう永遠のお別れに疲れて、その悲しみをできるだけ避けたいと思っていた、「いつもの私」の中でたまに出てくる「弱い私」真っ只中のときだった。
だから、忙しさを理由に、「次の機会に」と言ってしまった。
でも、結局こんなにショックなら…
お会いして、直接お話を聞いてみたかった。
その強さの理由を、芯の真髄を、知りたかった。
たとえ直接お会いしたことがなくても、がん、特に乳がんというだけで親近感が沸くからか、無意識にも言動に注目しているからか、自分と重ねるからか、「乳がんで亡くなった」というニュースやお知らせを聞く度に、心がざわついて、わたしの命もぐらぐら不安定なんだという感覚に襲われる。
この不安な気持ちには、10年経っても全く慣れない。
「樹木希林さんショック」でわたしの心にあいた穴は、まだしばらく癒えそうにない。
そんな中で、どんなに後悔してももう二度とお会いできない今、彼女の生き様やメッセージを読んで私なりに受け取ること、そして、同じ後悔を繰り返さないこと、そのくらいしかできないけど、それだけでも、彼女が私に与えて下さった影響はとても大きくて、感謝するとともに、ご冥福をお祈りいたします。
色々な記事があるけど、このメッセージ、特に好きです。
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歳相応にとか、
いい歳してとか、つまらない言葉が、
あなたを縛ろうとする。
あなたは、耳を貸す必要なんてない。
世間の見る目なんて、
いつだって後から変わる。
来たことのない服に袖を通して、
見たことのない自分に心躍らせる。
他の誰でもない「私」を楽しむ。
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泣いても笑っても、人生は一度しかない。
小さなことを気にしている場合じゃない。
もっと冒険してもいいんだ。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/09/17/kikikirin-sogo_a_23529527/
#樹木希林
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2018/9/17