三隅有里子のインスタグラム(misumi_gtv) - 9月30日 18時45分

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秋の関東高校野球群馬県予選は昨日準決勝が行われて、前橋育英と桐生第一が関東切符を手にしました。おめでとうございます✨
私は第1試合、前橋育英と健大高崎の実況を担当しました。ライバル同士の一戦を担当するにあたり、両チームの歴史を整理してみました。
前橋育英が甲子園に初出場したのは、平成23年、2011年。東日本大震災があった年の春のセンバツです。夏の甲子園に先に出場したのは健大高崎、育英がセンバツに初出場したその年の夏、初出場を決めました。健大は、翌年平成24年の春のセンバツに初出場。全国制覇した大阪桐蔭に準決勝で破れるもセンバツ初出場でベスト4という結果を残しました。翌年の平成25年の夏の主役は前橋育英。夏、初出場で初優勝の快挙を成し遂げました。全国制覇投手の高橋光成を擁して育英は翌年の夏、連覇を目指しますが、健大高崎との直接対決に敗れて、予選敗退。その年、甲子園に出場したのは健大高崎でした。翌年の平成27年は健大が春夏連続で甲子園出場。このまま、健大の時代がしばらく続くのかなあと感じていましたが、翌年の平成28年に育英が3年ぶりに夏の甲子園へ。それから今年の夏まで3年連続で健大を決勝で退けて甲子園出場を果たしています。ちなみに平成29年の春のセンバツは、育英と健大がアベック出場をしています。まとめますと、両チームとも春夏あわせて6回の甲子園出場です。
チームの成績、歴史を調べてみると、まさに互角で、お互いにお互いのチームの活躍に刺激を受けながらレベルアップをしていることがよく分かります。そして両チームのすごいところは全国の舞台で結果を残し、健大高崎なら「機動破壊」、前橋育英は「攻撃的な守備」と自分たちの野球スタイルを確立し、進化しているということ。群馬の高校野球のレベルの高さを全国に知らしめてくれていますよね。
まさに群馬の高校野球を引っ張る両チーム。この秋は、夏に続いて育英に軍配が上がりましたが、また来年の夏はお互いにさらに進化して群馬の高校野球を盛り上げてほしいです。そしてこの両チームに割って入るようなチームが現れることも切に願います！
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