『レイディ・オードリーの秘密』(メアリ・エリザベス・ブラットン著、近代文藝社)読了。刑事コロンボのような倒叙ミステリだが、各人物の個性が面白く、謎よりも人物の興味に引張られて読んだ。主人公はラファエル前派のような幼げな美女とのこと、レイトンのこの美女により近いのかな、と想像しつつ。  不勉強で知らなかったのだが、1860年代英国では「センセーション・ノヴェル」というメロドラマとゴシックと犯罪物が混ざった小説が流行、本書はその代表なのだそう(他にウィルキーコリンズ作品、ディケンズ『大いなる遺産』等)。1860年はヴィクトリア朝(1837-1901)中期、日本では桜田門外の変か。  内容は、古い屋敷、美女、出生の謎、偽造、狂気、殺人…と、英国ゴシック小説の要素満載で、なかなか面白かった。ストーリー展開がメインの小説だから映画化に良さそう…と思ったら、サイレント期に何度も映画化され、2000年にもTVドラマ化されているのね。   #読書ノート #読書日記 #読書記録 #ナギの読書ノート #book #books #bookdesign #booktography #bookish #booknerds #booknerd #bookgram #booklover #レイトン #ラファエル前派 #FredericLeignhton #PreRaphaelite #victorianera #ladyaudleyssecret

nagi_ijimaさん(@nagi_ijima)が投稿した動画 -

井嶋ナギのインスタグラム(nagi_ijima) - 10月10日 23時53分


『レイディ・オードリーの秘密』(メアリ・エリザベス・ブラットン著、近代文藝社)読了。刑事コロンボのような倒叙ミステリだが、各人物の個性が面白く、謎よりも人物の興味に引張られて読んだ。主人公はラファエル前派のような幼げな美女とのこと、レイトンのこの美女により近いのかな、と想像しつつ。

不勉強で知らなかったのだが、1860年代英国では「センセーション・ノヴェル」というメロドラマとゴシックと犯罪物が混ざった小説が流行、本書はその代表なのだそう(他にウィルキーコリンズ作品、ディケンズ『大いなる遺産』等)。1860年はヴィクトリア朝(1837-1901)中期、日本では桜田門外の変か。

内容は、古い屋敷、美女、出生の謎、偽造、狂気、殺人…と、英国ゴシック小説の要素満載で、なかなか面白かった。ストーリー展開がメインの小説だから映画化に良さそう…と思ったら、サイレント期に何度も映画化され、2000年にもTVドラマ化されているのね。


#読書ノート #読書日記 #読書記録
#ナギの読書ノート
#book #books #bookdesign #booktography #bookish #booknerds #booknerd #bookgram #booklover
#レイトン #ラファエル前派
#FredericLeignhton #PreRaphaelite #victorianera #ladyaudleyssecret


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

65

1

2018/10/10

井嶋ナギを見た方におすすめの有名人