こうやもゆのインスタグラム(1001moyu) - 10月21日 02時14分
多少思い入れがあったものの、思い入れよりも捨てたい気持ちの方が年々増していたピンク色のワンピース。
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古着屋さんに売ることも、誰かにあげることも、ただ捨てることもできたけれど、切りたかったので切りました。
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形もきれいだったし、レースがほころんでいたわけでもないし、服としてはとてもすきで、着ようと思えばまだまだ着ることはできたけれど、また着たいか、と言われたら、もういいかな、という気持ちがありました。
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この服にくっついている、この服を買った日の気持ちや、この服を着た時間のことを思うと、この服そのものに罪はなくても、わたしにとってはやっぱりもう必要のないもの、手離したほうが気が楽になるものになっていたんだなと思いました。
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服を切ったのは初めてでした。わざわざ切らなくたって良かったのかもしれないけれど、どんどんもう着られない状態に、ただの布になっていくこのワンピースを見ていて、ほっとしたような感覚もありました。
もうこれを、今後も持ち続けるのかとか、着るのか着ないのかとか、そういうことを思わなくて済むし、これを見るたびなんとなく心が沈んできたけれど、それも無くなるんだなーと。それはきっと健全なことだし、心を軽くする作業のひとつだったはずなので。
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これを着ていた時間すべてつらかったとか苦しかったというわけではなくて、もちろんいいこともありました。
袖を通すとほんの少しだけ背筋が伸びて自信を持てたし、この服にはお世話になったような、助けられたような面もありました。
でも、だからこそ切りたかったの。不思議だよね。もうこの服がなくてもわたしは大丈夫だし、きっととっくに大丈夫だったから。
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2018/10/21