これまで15年ほどヨガをする中で、今思えばそのほとんどは身体の使い方に特化した練習法を採用していました。それは自身の練習においても、レッスンとして提供する立場においても。 . それこそアライメントを重視したポーズの取り方をレクチャーすることは得意でしたし、身体への刺激を追求したこれまでのスタイルは人気でもあり、参加者の方々にはよく「舞子先生のレッスンは身体の使い方がよくわかります」「とても気持ちよく動かされました」などと評価されたものでした。 . ですが、一貫して呼吸に従い続ける伝統ハタヨガの本質的なアプローチ(ハートオブヨガ)を先生 @yohsukeono に教えてもらってから、徐々にではありましたが自身の練習は呼吸にひたすら意識を向け続けるアプローチに変化し、それに伴いレッスンもアライメントに関しては一切追求しなくなり、アジャストも全くといっていいほどやらなくなりました。 . もちろん今までも呼吸は意識していましたよ。わりと長く呼吸ができるほうでもありました。 けれども、従来のような意味合いではなくて、そんな程度ではなくて。 . 動きと呼吸を同時に行うのではなく、最初に呼吸で最後も呼吸であるということや、ひとまず深くポーズに入ってから呼吸をコントロールするのではなく、呼吸が自然と深まるところまでしかポーズを行わないことなど、 とにかく徹底して動作が先行しないように、ただひたすら全ての動作が呼吸の役に立つためだけに捧げるように練習をするのです。 . この、一貫した呼吸のための練習法にしたのは、ここ2年程。たいして年月経っていないのですが、それまでの十数年に比べて、この2年のほうが圧倒的にヨガの効果を感じています。 . 以前はもっと、いろんなことをやっていました。ポーズの種類も、アプローチの仕方も、今よりずっと、やることに溢れていました。 . それが今ではとてもシンプルで、以前の私に比べたらかなり少ないポーズ数となり、しかも、ほぼ毎日同じシークエンスを練習しています。 . 以前よりはるかにやることが少ないのに、以前よりヨガの効果を実感するという不思議。 . これがまさに、呼吸の影響力だと確信しています。 . 身体の刺激を追求することよりも、呼吸のしやすさを追求することのほうが心身への影響は大きく、どれほど自分の命に、人生に、生きる姿勢に、様々な関係性に呼吸が影響しているのか知らないままヨガをしていたか知ったのです。 . ところで、ヨガの効果ってなんでしょう? それは人によって違うので、これとは断定はできません。 . ですが、私で言うなら美と健康は今のところもちろん、正直さや、心の底から尊敬し信頼しあえる人と愛しみあえていること、迷いのなさなど、特にこの1,2年間の私の生き生きとした姿はきっと伝わっているかと思います。 . 私にとって、今の私の姿そのものがヨガの効果であり、呼吸の影響力を証明する説得力だと思っています。 . この自分の驚異的な自然への回復を経て、皆さんにもぜひ呼吸のための練習をしてほしいと強く勧めますが、そうは言っても呼吸に従い続けることって、なかなか勇気がいります。 . 「呼吸さえ心地よければ、あとは何もしなくていい、なぜなら全て呼吸が教えてくれるから」なんて言われても本当かよって不安になるでしょう。 . それだけ何かが足りない前提なのです。 . ケガしないための解剖学(ケガする前提)、 . コリをほぐす筋膜リリース(筋膜が癒着してる前提)、 . 軸を作るメソッド(軸がない前提)、 . ヒプノセラピー(過去に問題がある前提)、 . シータヒーリング(癒されていない前提)、 . これら様々なメソッドは従来ヨガにないものなのに、なぜかヨガとセットになっている現状。 . それらは全て'ヨガに何かが欠けている''いう捉え方をするから別のメソッドで補おうとしている表れです。 . そう確かに現代のヨガは欠けています。しかしそれは身体的な技法や先進的な知識やスピリチュアルな何かではなく、呼吸に従うという大前提が欠けてしまっているのです。 . もしヨガをしていて効果を感じづらかったり、かえって健康を害するようなことに見舞われているようならば、他のメソッドを学んだり追加したりする前に、まずは呼吸に従い続けるオーソドックスなヨガのアプローチを試してみて下さい。 . または、今すでに追加して行なっているあらゆるメソッドの中で呼吸に従ってみて下さい。 本当の意味で呼吸に従うとわかるはずです、そのほとんどが、呼吸に従う余裕がないほど複雑であることを。 全てにおいて呼吸を中心とするとき、ほとんど必要なくなります。難しいポーズも、トレーニングも、メソッドも、ランも、哲学も。 . 呼吸に従い続けることは、新たな何かを得ることよりも難しくありません。今すぐにできます。 しかし生命に対する信頼や勇気が必要なので、その勇気を出すのに時間を要する人が大半のようです。 . 「欠けている前提」ではなく「すでにある前提」がヨガ。これを具体的に体感する方法が、呼吸に従い続ける練習法です。 . UGクリシュナムルティの言葉が今まさに響きます。 「この世に問題など何もない」。 . #ハートオブヨガ #heartofyoga

maiko.akutagawaさん(@maiko.akutagawa)が投稿した動画 -

芥川舞子のインスタグラム(maiko.akutagawa) - 11月21日 03時04分


これまで15年ほどヨガをする中で、今思えばそのほとんどは身体の使い方に特化した練習法を採用していました。それは自身の練習においても、レッスンとして提供する立場においても。

それこそアライメントを重視したポーズの取り方をレクチャーすることは得意でしたし、身体への刺激を追求したこれまでのスタイルは人気でもあり、参加者の方々にはよく「舞子先生のレッスンは身体の使い方がよくわかります」「とても気持ちよく動かされました」などと評価されたものでした。

ですが、一貫して呼吸に従い続ける伝統ハタヨガの本質的なアプローチ(ハートオブヨガ)を先生 @yohsukeono に教えてもらってから、徐々にではありましたが自身の練習は呼吸にひたすら意識を向け続けるアプローチに変化し、それに伴いレッスンもアライメントに関しては一切追求しなくなり、アジャストも全くといっていいほどやらなくなりました。

もちろん今までも呼吸は意識していましたよ。わりと長く呼吸ができるほうでもありました。
けれども、従来のような意味合いではなくて、そんな程度ではなくて。

動きと呼吸を同時に行うのではなく、最初に呼吸で最後も呼吸であるということや、ひとまず深くポーズに入ってから呼吸をコントロールするのではなく、呼吸が自然と深まるところまでしかポーズを行わないことなど、
とにかく徹底して動作が先行しないように、ただひたすら全ての動作が呼吸の役に立つためだけに捧げるように練習をするのです。

この、一貫した呼吸のための練習法にしたのは、ここ2年程。たいして年月経っていないのですが、それまでの十数年に比べて、この2年のほうが圧倒的にヨガの効果を感じています。

以前はもっと、いろんなことをやっていました。ポーズの種類も、アプローチの仕方も、今よりずっと、やることに溢れていました。

それが今ではとてもシンプルで、以前の私に比べたらかなり少ないポーズ数となり、しかも、ほぼ毎日同じシークエンスを練習しています。

以前よりはるかにやることが少ないのに、以前よりヨガの効果を実感するという不思議。

これがまさに、呼吸の影響力だと確信しています。

身体の刺激を追求することよりも、呼吸のしやすさを追求することのほうが心身への影響は大きく、どれほど自分の命に、人生に、生きる姿勢に、様々な関係性に呼吸が影響しているのか知らないままヨガをしていたか知ったのです。

ところで、ヨガの効果ってなんでしょう?
それは人によって違うので、これとは断定はできません。

ですが、私で言うなら美と健康は今のところもちろん、正直さや、心の底から尊敬し信頼しあえる人と愛しみあえていること、迷いのなさなど、特にこの1,2年間の私の生き生きとした姿はきっと伝わっているかと思います。

私にとって、今の私の姿そのものがヨガの効果であり、呼吸の影響力を証明する説得力だと思っています。

この自分の驚異的な自然への回復を経て、皆さんにもぜひ呼吸のための練習をしてほしいと強く勧めますが、そうは言っても呼吸に従い続けることって、なかなか勇気がいります。

「呼吸さえ心地よければ、あとは何もしなくていい、なぜなら全て呼吸が教えてくれるから」なんて言われても本当かよって不安になるでしょう。

それだけ何かが足りない前提なのです。

ケガしないための解剖学(ケガする前提)、

コリをほぐす筋膜リリース(筋膜が癒着してる前提)、

軸を作るメソッド(軸がない前提)、

ヒプノセラピー(過去に問題がある前提)、

シータヒーリング(癒されていない前提)、

これら様々なメソッドは従来ヨガにないものなのに、なぜかヨガとセットになっている現状。

それらは全て'ヨガに何かが欠けている''いう捉え方をするから別のメソッドで補おうとしている表れです。

そう確かに現代のヨガは欠けています。しかしそれは身体的な技法や先進的な知識やスピリチュアルな何かではなく、呼吸に従うという大前提が欠けてしまっているのです。

もしヨガをしていて効果を感じづらかったり、かえって健康を害するようなことに見舞われているようならば、他のメソッドを学んだり追加したりする前に、まずは呼吸に従い続けるオーソドックスなヨガのアプローチを試してみて下さい。

または、今すでに追加して行なっているあらゆるメソッドの中で呼吸に従ってみて下さい。
本当の意味で呼吸に従うとわかるはずです、そのほとんどが、呼吸に従う余裕がないほど複雑であることを。
全てにおいて呼吸を中心とするとき、ほとんど必要なくなります。難しいポーズも、トレーニングも、メソッドも、ランも、哲学も。

呼吸に従い続けることは、新たな何かを得ることよりも難しくありません。今すぐにできます。
しかし生命に対する信頼や勇気が必要なので、その勇気を出すのに時間を要する人が大半のようです。

「欠けている前提」ではなく「すでにある前提」がヨガ。これを具体的に体感する方法が、呼吸に従い続ける練習法です。

UGクリシュナムルティの言葉が今まさに響きます。
「この世に問題など何もない」。

#ハートオブヨガ
#heartofyoga


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2018/11/21

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