深澤里奈のインスタグラム(rinatj) - 12月29日 14時55分


今年1番嬉しかったこと。
それは、娘が私の誕生日に手作りの絵本をプレゼントしてくれたことです。
内容も、絵も、全て娘が1人で考え描いたものです。
これを作るのに、シッターさんが協力して、文章だけ書いてくれました。しかし、文はほとんどいじらず、そのままを書いてくれたそうです。
私と娘の初対面シーンが最初に描かれていました。つまり、出産のシーンです。
私は緊急帝王切開になったのですが、絵には、点滴や、心電図、メスなどの手術道具が描かれており、そのことを娘に詳細に話したことがない私は、この絵があまりに現実に近く再現されていることに驚きました。
また、文章内にも、『ママが泣いて』とありますが、私は娘とやっと会えるという喜びから、手術の間看護師さんが絶えず拭ってくれるほど涙を流していました。
なぜそれを知ってるの?と不思議に思う一方で、ああ、やっぱり知ってるのか。という思いもあります。
こんなことも言っていました。
『どのママにしようか、画面で見ていたらママを見つけたの。だから、タッチしたんだよ。』
なんと!タッチパネル式でしたか!笑
そして、
『ママが寝てる間に、神様がママのお腹をパカっと外して、私をママのお腹にこっそり入れてくれたんだけど、神様変な入れ方しちゃったから、ママお腹が痛くなっちゃって、それで病院に入院したんだよね』
と。
私は妊娠中に突然出血しまして、絶対安静で入院していたことがあるのです。
この話をしてくれた時も、
『ええ?!』
と思いましたが、
『神様、変な入れ方しないでよ…』とも思ったわけです。
出産後出血が止まらず、約2リットルもの血液を失い、輸血は免れたものの、産後は体調がとにかくキツく、写真を見ても、顔が緑色で妖怪のようで、あまり見たいとは思いません😅
酸素吸入やら点滴やら、色々繋がった中での授乳では、なんだか途方に暮れてよく泣いていました。
しかし娘が成長した分、私も母として成長させてもらっていて、もうそれだけでアナタは親孝行終わってるよ、ありがとう。と、絵本を読みながら母として生きた期間を振り返りました。
『うんでくれた時のことを忘れないでね』
とありますが、忘れようと思ったって忘れられません。私が今まで生きてきた中で、この思い出は宝物であり、この思い出があればこの先も生きていけると思わせてくれるものです。
娘も、
『忘れない』
と書いていますが、母としては嬉しいものの、
『忘れていいんだよ』
と思っています。アナタには、私よりも大切な人がきっと現れる。同じ時を生きていく大切な人を、どうか大切にしてほしい。母である私を忘れたって、確かに愛されたという記憶が刻まれていれば、どんな絶望からも希望の光を見つけられるし、そんな強さを持って欲しいと思う。
この絵本は私の一生の宝物。
独り立ちする日まで、そばで応援してるからね。

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2018/12/29

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