#Repost @yohsukeono with @get_repost ・・・ In conversation T.K.V Desikachar ② 和訳:的場悠人 (@yuto_mtb ) ①のつづき (質問者) パタンジャリにおいて、ヨガの練習はとても秩序付けられていますね。道徳的なこと、ヤマ、ニヤマから始まり、呼吸、プラティヤハーラ、そして次のステージへ、というふうに。あなたは文献の中で、ヤマ、ニヤマ(すべきこと、すべきでないこと)のような道徳について、ヨガの練習をする前の「前提条件」のようなものではない、と説明していますね。あなたのアプローチと、道徳的な枠組みは、どのような関係にあるのでしょうか? ヨガの練習をすれば、道徳な性質も自然と生じてくるようなものなのか。どのような順番でそれは起こるのでしょうか? (デシカチャー) 私たちが動揺している時、このような道徳について考えることは不可能です。乱れたマインド、痛みを持った人は、何も考えることができません。呼吸、瞑想、あるいはポーズによって痛みを減らすことができたら、その時彼らは少しだけ敏感になり、自分や周囲をケアすることでしょう。とても不快に感じている人が、ヨガを通して変容し、社会への感情を持つようになる、社会をケアするようになる、というケースを目にしてきました。 ヤマ、ニヤマのような社会的態度、規律を問題にするのだとしたら、私たちはまず、マインドを落ち着かせるべきです。私が苦しんでいる時、どうして周りのことを考えられるでしょうか?むしろ、皆に私を助けてもらいたくなります。だから、身体的、感情的、精神的な苦しみが減った時、ケアする心が現れるのです。 (質問者) もし私が、乱れたマインドや身体を持った患者としてここに来たら、あなたはどこからアプローチしますか? パタンジャリが練習の順番を示したのは、ひとつ革新的なことだと私は思うのですが、個人のニーズに合わせて練習を考え、順番を再構築する時、あなたはどのようにその順番を決めるのですか? (デシカチャー) 最初のスートラでパタンジャリはガイドを示しました。「atha yoga anusasanan」。 atha は、「私は、今あなたに耳を傾ける準備ができています」ということを意味します。 先生は言います、「私は、今あなたに耳を傾け、あなたに注意を払い、教える準備ができています」と。 anusasananは、「私はあなたの指導に従う準備ができています」、「私はあなたに指導をする準備ができています」という意味です。 これが意味しているのは、先生のところに助けを求めやってきた生徒、または患者に最初に必要とされるのは、「先生を好きになる」ということです。先生のことが好きになれなかったら、事はうまくいきません。だから、最初に必要とされるのは、「anusasanan」、「私はこの人が好きで、信頼していて、この人の言うことを聴き、この指導に従います」ということです。これが第一に必要なことなのです。だからこそ私は、「ヨガは関係性だ」と言うのです。関係性なしでは、変容は決して起きません。 (質問者) 私は生徒として、あなたにとても共感します。あなたもまた、同じように私に共感し、受け入れてくれることも、重要なのでしょうか? もし生徒に対して共感できなかったら、あなたはどうしますか? (デシカチャー) そう、それもよく起こることです。 先生もまた、生徒のことを好きになる必要があります。先生は、生徒を粗末に扱うべきではありません。 (質問者) あなたを好きになり、あなたに信頼を置き、互いにとってよいという感覚を引き起こすために、あなたが求める生徒に求める性質とは何でしょうか? (デシカチャー) 私は彼らを権威として扱ったりはしません。私はいつも、友人として扱います。私は自分の生徒を決して生徒とは呼びません。私はいつも、「彼は私の友人です」と言います。「私の生徒です」とは決して言いません。 これはミットラと呼ばれ、愛情に満ちた気遣いのこと言います。私はこの愛情に満ちた気遣いを与えたいのです。これが、大きな違いを生みます。 今日の文脈で言うと、関係性は縮小しています。コンピューター、現代テクノロジーによって、人と人のつながりを失っているのです。 医者にかかる時、医者は私を看るのに2分しか使ってくれません。もし私のためにたくさん時間を使ってくれたら、とても嬉しく感じることでしょう。これが、私が試みていることです。 私がよく言うのは、「よい関係は、正しいテクノロジーより強力だ」ということです。関係がよければ、間違ったテクノロジーを使ってしまっても、それほど害になりません。関係が悪い時、最高のテクノロジーでさえ、うまく働きません。学問的にもこれは分かっていることです。 薬を飲む時、「私はこの医者が好きです、私は医者を信頼しています、この薬が私をよくしてくれます」と言うと、免疫システムもよく働くのです。もし私が医者を嫌い、とても不快な気分で、何でこの薬を飲まなければならないのか分からない、と言う時、この薬はネガティブな感情を引き起こします。 これがミットラです。 ③につづく #heartofyoga #tkvdesikachar #yoga

maiko.akutagawaさん(@maiko.akutagawa)が投稿した動画 -

芥川舞子のインスタグラム(maiko.akutagawa) - 1月9日 20時32分


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In conversation T.K.V Desikachar ②
和訳:的場悠人 (@yuto_mtb )

①のつづき (質問者)
パタンジャリにおいて、ヨガの練習はとても秩序付けられていますね。道徳的なこと、ヤマ、ニヤマから始まり、呼吸、プラティヤハーラ、そして次のステージへ、というふうに。あなたは文献の中で、ヤマ、ニヤマ(すべきこと、すべきでないこと)のような道徳について、ヨガの練習をする前の「前提条件」のようなものではない、と説明していますね。あなたのアプローチと、道徳的な枠組みは、どのような関係にあるのでしょうか?
ヨガの練習をすれば、道徳な性質も自然と生じてくるようなものなのか。どのような順番でそれは起こるのでしょうか? (デシカチャー)
私たちが動揺している時、このような道徳について考えることは不可能です。乱れたマインド、痛みを持った人は、何も考えることができません。呼吸、瞑想、あるいはポーズによって痛みを減らすことができたら、その時彼らは少しだけ敏感になり、自分や周囲をケアすることでしょう。とても不快に感じている人が、ヨガを通して変容し、社会への感情を持つようになる、社会をケアするようになる、というケースを目にしてきました。
ヤマ、ニヤマのような社会的態度、規律を問題にするのだとしたら、私たちはまず、マインドを落ち着かせるべきです。私が苦しんでいる時、どうして周りのことを考えられるでしょうか?むしろ、皆に私を助けてもらいたくなります。だから、身体的、感情的、精神的な苦しみが減った時、ケアする心が現れるのです。 (質問者)
もし私が、乱れたマインドや身体を持った患者としてここに来たら、あなたはどこからアプローチしますか?
パタンジャリが練習の順番を示したのは、ひとつ革新的なことだと私は思うのですが、個人のニーズに合わせて練習を考え、順番を再構築する時、あなたはどのようにその順番を決めるのですか? (デシカチャー)
最初のスートラでパタンジャリはガイドを示しました。「atha yoga anusasanan」。
atha は、「私は、今あなたに耳を傾ける準備ができています」ということを意味します。
先生は言います、「私は、今あなたに耳を傾け、あなたに注意を払い、教える準備ができています」と。
anusasananは、「私はあなたの指導に従う準備ができています」、「私はあなたに指導をする準備ができています」という意味です。
これが意味しているのは、先生のところに助けを求めやってきた生徒、または患者に最初に必要とされるのは、「先生を好きになる」ということです。先生のことが好きになれなかったら、事はうまくいきません。だから、最初に必要とされるのは、「anusasanan」、「私はこの人が好きで、信頼していて、この人の言うことを聴き、この指導に従います」ということです。これが第一に必要なことなのです。だからこそ私は、「ヨガは関係性だ」と言うのです。関係性なしでは、変容は決して起きません。 (質問者)
私は生徒として、あなたにとても共感します。あなたもまた、同じように私に共感し、受け入れてくれることも、重要なのでしょうか?
もし生徒に対して共感できなかったら、あなたはどうしますか? (デシカチャー)
そう、それもよく起こることです。
先生もまた、生徒のことを好きになる必要があります。先生は、生徒を粗末に扱うべきではありません。 (質問者)
あなたを好きになり、あなたに信頼を置き、互いにとってよいという感覚を引き起こすために、あなたが求める生徒に求める性質とは何でしょうか? (デシカチャー)
私は彼らを権威として扱ったりはしません。私はいつも、友人として扱います。私は自分の生徒を決して生徒とは呼びません。私はいつも、「彼は私の友人です」と言います。「私の生徒です」とは決して言いません。
これはミットラと呼ばれ、愛情に満ちた気遣いのこと言います。私はこの愛情に満ちた気遣いを与えたいのです。これが、大きな違いを生みます。
今日の文脈で言うと、関係性は縮小しています。コンピューター、現代テクノロジーによって、人と人のつながりを失っているのです。
医者にかかる時、医者は私を看るのに2分しか使ってくれません。もし私のためにたくさん時間を使ってくれたら、とても嬉しく感じることでしょう。これが、私が試みていることです。
私がよく言うのは、「よい関係は、正しいテクノロジーより強力だ」ということです。関係がよければ、間違ったテクノロジーを使ってしまっても、それほど害になりません。関係が悪い時、最高のテクノロジーでさえ、うまく働きません。学問的にもこれは分かっていることです。
薬を飲む時、「私はこの医者が好きです、私は医者を信頼しています、この薬が私をよくしてくれます」と言うと、免疫システムもよく働くのです。もし私が医者を嫌い、とても不快な気分で、何でこの薬を飲まなければならないのか分からない、と言う時、この薬はネガティブな感情を引き起こします。
これがミットラです。
③につづく
#heartofyoga #tkvdesikachar #yoga


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2019/1/9

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