石村友見のインスタグラム(tomomi.ishimura) - 1月10日 21時34分
言葉
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「言葉」というものは
とても厄介なものであり、
魅力的なものでもあります。
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私の職業のひとつは
ヨガのインストラクターですが、
たんにヨガに詳しい、実技ができる、
というだけでは、本物の
インストラクターにはなれません。
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なぜ、その動きが必要なのか、
なぜ、心を鎮める必要があるのか、
すべて「言葉」で説明しなくては
なりませんし、レッスンのときに限らず
こうしてSNSで投稿したり、
サービスの説明をしたり、
ウェブサイトをつくったりするのにも、
すべて「言葉」が必要になります。
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ましてや、本を一冊書くとなると
約10万字もの文字を用いて、
「言葉」を紡いでいきます。
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私はもともと、
ものごとを視覚的にとらえるタイプですし、
直感を大切に生きてきた人間です。
「言葉」をつくったり、書いたりする
訓練を受けたことがありません。
自己流もいいところです。
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また、ニューヨークに住んでいることもあり、
日本のボキャブラリーの
最近のトレンドなど知る由もありません。
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ただ、ひとつ、私がよりどころにしているのは、
劇団四季の舞台やブロードウェイ・ミュージカルに
出演したときに自分に宿した
「言葉に感情をこめること」です。
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私が出演してきた舞台は
演者のアドリブなどが許されるような
ところではありませんでした。
完璧に練り上げられた台本の
ひとつひとつのセリフの意味と
それに込められた感情がいかなるものかを
徹底的に理解するところから
すべてははじまります。
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「ライオン・キング」で
女王サラビ役を演じたときのこと。
静かに怒りながら言う
「なんなの、スカー」というセリフを
鏡のまえで1000回以上も練習しました。
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ほんのすこしのニュアンスの違いで、
まったく異なる印象になってしまうため
セリフの意味とそれに込める感情を
四六時中考え、「これかな」という
私なりの正解をさがしつづける作業でした。
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「おはようございます」
という言葉ひとつとっても、
そのときの感情次第で
受け手の印象はまるで変わります。
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プロのヨガインストラクターとして、
メディアの取材にこたえるものとして、
そして、本の作家として、
言葉を巧みに紡ぎ出すような技術は
まだまだないけれど、
ていねいに、あたたかい感情をこめて
言葉を生んでいこうと思います。
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2019/1/10