テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 4月22日 15時18分

南フランス、ラングドック地方の街道を進みます。
出発地アルデーシュ峡谷からおよそ350キロを走り、モンペリエに着きました。12世紀、ヨーロッパで最初とされる医学校が開かれ、学問・芸術の中心地として発展してきた町です。
降り注ぐ日差しの中、町には快活な雰囲気が漂います。歴史的建築が並ぶ街角で、壁一面に絵が描かれた建物を見かけました。画家のようですが・・・
通りかかった人が、この町で生まれ、若くして亡くなった絵描きフレデリック・バジールだと教えてくれました。そこで、美術館を訪ねます。「バジールは大学で医学を学んだが、絵画への情熱が捨てきれず、印象派の画家達と親交を結び、活動した」と、美術館員が語ります。
モンペリエ郊外で描かれた代表作の一つ。熱心に鑑賞する女性が「28歳の時、普仏戦争で戦死したため作品数は少ないが、無事であれば印象派の画家として大成したはず」と呟きました。

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