黄川田としえのインスタグラム(tottokikawada) - 5月13日 17時17分
『 #タンポポの思い出 』
ライボーイが3歳の頃、
公園に行こうとした時にイヤイヤがはじまり、どうにもこうにもならなくて、ついにはこっちも泣きたくなって、
感情に任せてすごく怒ってしまったことがありました。(この時期、こんな日がたくさんあったように記憶してます)
3輪車に乗って外に出ると少し機嫌は直り、
公園につくと泣きはらした目をしながらも、
楽しそうに自分で三輪車をこいだり、
ニコニコと走り回ったり、
ママ〜と手を振っているライボーイを、
「こんなに可愛いくて大好きなのに、
あんなに怒鳴り付けてしまった」
と、私はベンチから自己嫌悪いっぱいの気持ちで見ていることしか出来ず、
一緒に遊んであげることも出来ず、
ただただ手を振るだけで精一杯だったのです。(身も心もヘトヘト)
そんな私にライボーイが近寄ってきて、
「はい、どーじょ」と、綺麗に咲いたタンポポを3本くれました。
ライボーイが何か感じとったのかどうなのかは不明だけど、
私は申し訳なさと、情けなさと、愛しさと、そういうのが混ざったなんとも言えない感情で涙がぼろぼろ。
こんなママなのに、ごめんね、ありがとーってぎゅーって抱きしめたあの日は、
もうすごく昔のようだけど、
その日の日記に貼り付けたそのタンポポや、
道に咲いているタンポポを見ると、
若かった自分と小さなライボーイのことを昨日のことのように思い出すのです。
今は自己嫌悪で泣いちゃうことはないし、随分図太くなったけれど、
子どもから沢山のことをもらってきたことを思うと、涙が止まらなく、涙腺が壊れます。
今年の母の日。
「おかあさん、なんか欲しいものある?」と聞いてきたので、
「お母さんはライボーイが元気でいてくれれば、あとは何にもいらないよ」の、最後の「よ」の手前で
「そお?」って。
だから、あんたは毎年、返事が早いんだってば。ていう毎度の流れから、
その日の夜、
とても可愛いパイナップルのような植物をくれました。
お店で1時間悩んだんだそうです。不審者扱いされなかったか心配です。
タンポポのことは覚えていないだろうけどね、
優しい子に育ってくれてありがとう。
そして、毎年ステキな植物をありがとう、#ライボーイ !
#子育ての思い出
#どーじょ
#初めてくれた花
#イヤイヤ期
#愛があれば大丈夫!
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2019/5/13