有泉智子のインスタグラム(tomoko_ary) - 7月25日 01時20分


Dragon Ashが、現状決まっていたこの夏のフェス/イベントに、サポートベースにThe BONEZ/Pay money To my PainのT$UYO$HIを迎えて出演することを発表しました。

彼らのこの決断を、支持します。

コメントを読むと当面バンド活動を自粛すべきではないかという選択肢も検討したとのことだけど、ステージに立ち続ける、音楽を鳴らし続けるという形での責任の取り方もある。
それがいいと思うし、彼らはちゃんとそれを示してくれると思います。

現在まだ協議中であるという秋のツアーに関しても、彼ら自身の中に様々な想いもあるだろうし、彼らの決断を尊重したいと思っているけれども、一意見として言わせてもらえば、私は予定通り開催されることを願っています。


この夏に関して、サポートベースにT$UYO$HIを迎えるということも、とても彼ららしい決断だと思いました。


その一方で。

現状、メジャーからリリースされていたRIZEの作品、ならびにDragon AshのKenKenが制作に関わっている『THE FACES』以降の作品は、出荷&配信停止という措置が取られている(RIZE作品は、ユニバーサルはプレスが出てないのでわからないけど、ソニーリリースに関しては店頭在庫回収も。なおインディーズリリースであるThe BONEZの過去作品に関しては現状停止措置は取られていない)。

KenKenとJESSEは法に反することをしたのだから、自身が犯したことに対する責任はしっかりと取らなければならない。
ただ、電気グルーヴの時もそうだったけれど、過去の作品に関してここまで迅速に出荷配信停止という措置が取られることに関しては、強い疑問を感じる。
罪を償いちゃんとケジメをつけるまで本人による新規の作品リリースができない、のは道理としてわかる。でも過去にリリースした作品に関してそこまでの措置を取る必要はないと思う。作品は作品として、それ自体が独立したものなのだから。本人の人間性や人格といったものは創作過程で多かれ少なかれ作品に影響を与えるものではあるけれど、完成した作品はそれとは切り離された独立した一個の作品として存在するし、評価されるべきものだ。

もちろん、ケースによってその対処・対応は違うものであって然るべきではあるけれど、とにもかくにも逮捕されたらまず作品を没する方向に動くというのは、少なくともアートを取り扱う者として正しい行動だとは私にはどうしても思えない。レーベルはアーティストをどう処遇するかという問題とは別のところで、少なくとも作品を守るという役割と責任はあるはずだと思うから。

ただ、同時にひとつ言っておきたいのは、レーベルのスタッフも安易に考えているわけではなく、様々なことを考えながら、今の世相とも向かい合いながら、苦渋の決断をしていることもよく知っているし、多くのレーベルスタッフがビジネスとしてだけでなくアーティストのことを考えて尽力してることは事実だ。だから彼らを糾弾したいわけではない。けれど、だからこそ、現状に対してとても違和感を覚えるし、なんとかできないかなと思う。


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2019/7/25

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