林唯衣のインスタグラム(yui__hayashi) - 9月29日 22時51分

いやー、久しぶりに読み終えた一冊は内容がよくわからなかった。わからないというのは否定とかではないから悪しからず。ちょっと不思議な話でふわっとしてて、、、、読んでるはずなんだけど、なんだかふわっと。西加奈子さんの作品はどれも面白いんだけど、これはあとがきを読んで「女性器＝生きる」を表してると知った。そしてこれを書いてる間はふわふわしていたそうな。だけど！！！いや、だからこそ！！！うわあ、さすが！そうそれ！というポイントも沢山あって、同居してる女友達の生理前の苛立ちを主人公が感じ取るシーン。イライラにも色んな度合いはあって「そこまで苛立ってるのか、女って面倒だな」と思うとこや、寝たきりの祖母の介護の尿瓶を使うところ、結婚したいから彼氏にピルのんでるって嘘ついて子供を作ろうとしてる自分をせこいとわかってること、産婦人科で検査してる時の感覚。オンナだからこそ共感しやすい気付き大多数。何より！オランウータンをグロテスクだとひるむやつ。同感すぎて、拍手したい。ワタシはオランウータンとチンパンジーが大の苦手で絶対近寄らないから。なかなか刺激的な単語が感想に並んでますが基本は主人公の「花しすちゃん」の過去と今が交互に綴られている話。ふわっと綴られてる。その中に「新田人生」という名前の人の存在と白い何かが見えてることがある、不思議なポイント。ちなみに花しすちゃんの仕事はアダルトビデオのモザイクがけです〜！ #ふる
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